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[西三川砂金山稼場所図] 詳細
種類 | 絵巻 |
資料ID | 600014068 |
タイトル | [西三川砂金山稼場所図] |
別タイトル | 佐渡金山稼場所図 |
形態 | 1軸 |
資料のサイズ1 | 27.8cm×1218cm |
資料のサイズ2 | |
翻刻の有無 | 有 |
書写地 | [佐渡] |
年代 | [1700年代後半~1800年代] |
所蔵館 | 秋田大学附属図書館 |
注記 | |
解説文 |
宝暦9(1759)年に佐渡奉行所敷地内に設置された寄勝場(集中管理の製錬施設)の入り口から始まり、鉱石の選鉱、製錬、小判製造の一連の工程を描いています。巻末には佐渡で最も古い歴史をもつ西三川砂金山の全景がワンカットで描かれています。なお、坑内で鉱石を採掘する様子などを描いた上巻部分は欠落しています。墨のみで描かれ、彩色は施されていません。 |
書写者 | [書写者不明] |
請求記号 | 090||絵巻1 |
原資料所蔵 | http://www.lib.akita-u.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=335559 |
翻刻テキスト |
箱書.西三川砂金山稼場所図 (伝 出羽荘内酒井藩金山の図) 寄勝場口御番所 番所役 銀山より鏈 牛ニ附此所 迄下ケ買石ヘ 持行 定番役 間歩々より鏈数切手当番所 江遣ス右間歩々より鏈下ケル 節切手引合改通ス 買石鏈入候を相改 金銀之鏈負買石江渡ス 鏈荷蔵 銀山より下タ御鏈目付役 金銀改役立会買石 引合相改此所江入置 入用之分度々出ス 買石鏈粉成方 金場 鏈 ザク笊 ザク桶 拾匁より以上之鏈 馬の尾ふるいにてふるふ 石擣キノ者 磨挽之図 車取 根取 板取汰物ゆる所 水桶 中突板取 金場ニ而 碎候鏈粉ヲ 入居付処 上船 ねこ木綿 ねこ場 ねこの子 ねこ流し 寄床屋之図 寄床屋番役人 三ケ所トモ 灰吹床 目付役 買石 山吹銀 御用無 もの入 べから さる 者也 月日 床屋番役人 買石 三ケ所トモ 汰物大吹床 吹大工 鬼からミ アイからミ 吹子指 金銀吹分床屋之図 目付役 分床屋番人役 金銀改役 買石 床主 金灰吹床 灰吹金吹上ケ場ニ而色付ル 銀灰吹床 番役人 買石 大吹床 寄床屋ニ而吹立候山吹銀此大工床 ニ而炭灰を以炉ヲ作り山吹銀ヲ入吹 融し炭火ヲのけ硫黄ヲかけ かき廻し候得ば湯色赤く成 候時水をかけ壱枚宛片申候 是を銀皮ト申候幾枚も片申候 而又吹とかし皮を片申候跡ニ 残候而筋金有之銀皮吹取揚ケ 二番金皮ト云一番二番の金皮 吹詰又少し皮を片申候跡ヲ詰 筋金ト申候右片置候銀皮吹丸 メ薬ぬきいたし是を湯折ト 云細カニ切碎灰吹床江遣ス ほふき 酌子 廻し木 皮とり 火はし 鋏 吹大工 硫黄 吹子指硫黄 かへる 小判所筋金玉吹之図 目付役 給人 広間役 小判所役 吹融候筋金五百目包 砂金包ニ致御金蔵江 納ル 筋見 玉筋金 吹融す 小判所役 切砕候筋金洗 洗候筋金鍋ニ而干 小判所筋惣吹之図 給人 目付役 広間役 四分一切留付 口金四本 出来候所 筋金五百目 包ニ致ス 羽口等ニ付筋 金寄 はくれ 仕候所 小判所役 付口金拵候所 切候金 洗ふ 洗候金鍋ニ而干 小判所初日砕金之図 炭灰擣 かな場 入口 金気少シニ付土器土等ヲ擣き而 金気とりあけ候 焼金釜 焼砕候金ふるい 分ル所 筋見 稲荷柱 柱根土ニ而塗上ケ円ス 砕金之所 吹融候金ヲ鉄ノ盤 の上江のせ細カニ砕 小判所役 千両棚 是ハ金吹融シ候節炉トつれ金気 登リ候故如図中ニ板ヲつり置キ焼金吹 仕廻候節此板ヲはき集メ其みちんヲ取 吹入金気取申候 小判所ニ而焼金之図 砕候金を塩ニ満 せ土器ニ盛ル所 小判所役 土器 筋見 長鋏 塩金釜ならへ 申候所 焼金焼済取揚ケ候図 焼金洗場 焼立候塩金洗候所 焼候金釜より取上ル 焼候塩金打砕 小判所役 揉金并寄金之図 揉金之所 焼金ノ塩気を もミ洗ふ 小判所役 揉洗候金を紙 包金床へ遣ス揉 金ヲ寄金ニ致候を 好金ト云 好金 筋見目利 致ス 筋見 紙ニ包候金 吹とかしはなを取水ヲかけ片申候 元塩汰申候所 延金之図 付本金 判金仕候所 好金 薄金 延金 長三尺斗 巾弐寸程 延金塩ニ而スリ 瑑ク 吹直し候金延台ニ而 打延ル是ヲ延金ト云 延金場 竹流し金塩ヲ付吹直し延床へ渡ス 竹流し金ひやす 後藤役所之図 小判所ヨリ持参仕候延金位目利 銅気改之図 後藤改方 元方 後藤元方 延金目利 相済極 印打 銅気目利仕候処 小判所延金荒切之図 小判荒切 小判所役 目付役 後藤極印延金大概は 両目方ニ鋏切申候 二階子 後藤吹所酌子小判拵候図 吹屋之者 小判所金使 荒切小判鞴ニ而吹赤メ 極印有之候を其侭ニ置 印無之方ヲ小判形ニ半 丸メ申候是を酌子判ト申候 後藤吹所之図 小判幾度も打 ならし申候 刃ノ附候鎚ニ而四通の 畳目付ル 吹屋之者 幾度も吹赤メ 打ならし申候 小判洗ふ 色焼竈 色付薬 極印打候小判ヲ色付薬をぬり 火の上ニ金網を置其上ニ而焼見合 取揚水ニ而冷し薬を洗ヒふ吹灰ニ而 摺洗ふ是をとうすりト云又薬を 付右ノ如ク焼水に冷し洗ふ此度は 塩ニ而瑑キ申候此出来打を色付 小判と申通用小判ニ成ル 小判所塩銀吹方之図 塩銀吹とかし此所へ酌込 是を折地と立ニ成 なミしほ銀と申ヲ此角桶ニ取タメ置 籠ニ紙をハリ其中へ酌込水気を取 湯を掛ケ塩銀を取塩銀床江遣ス 折地 目付役 灰吹銀 金銀吹分床ニ而吹候通り 硫黄を入銀皮ヲ片ク 小板取 なミしほ 鉢廻し 小判所砂金吹之図 湯打ニ致候砂金 灰吹仕鉛をヌキ 則留金仕候 筋見 小判所役 砂金 紙包 灰吹 砂金 砂金 目付役 小判所役 筋見 地鉛と申候ヲ先達而鉛を吹とかし 紙包ノ砂金ヲ吹入むし焼ニ半時斗 置砂金ニ交リ候砂気をとも湯折ニ致 灰吹床江遣ス 吹大工 西三川砂金山稼場所図 小戸尻川 茶や川 中立山稼所 筑後山 中立山堤 虎丸山 上稼川 虎丸山 下稼所 立残山 赤地 制札 山ノ神 字十八枚 茶や川 十五番所 笹川村 切貫 拾八間 中柄 立砂 堤 峠堤 切貫 四拾五間 五社や 山 五社や 堤 青地 東 |
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