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佐渡金山 詳細
鉱山名 | 佐渡金山 |
解説文 |
佐渡金山は、西三川砂金山、鶴子銀山、相川金銀山など、現在の新潟県佐渡市にある金銀山の総称です。 『今昔物語集』に「佐渡ノ国ニコソ金ノ花栄タル所」という記述があり、11世紀には既に金が産出されていたことがわかります。そして、慶長6年(1601年)に相川金銀山が発見されたことにより日本最大の金銀山となりました。徳川家康は佐渡を直轄地(天領)とし、佐渡の金銀は江戸幕府300年の財政に大きく貢献しました。金銀山を目当てに全国各地から人が集まり、最盛期には人口5万といわれる鉱山都市が相川に誕生しました。佐渡では採掘や精錬だけでなく貨幣の鋳造も行われていました。 明治に入り、西洋技術の導入と技術革新により採掘量が増加しさらなる発展を遂げましたが、平成元年3月、資源の枯渇と採算が取れないことなどから、約400年に渡る佐渡金山の歴史に幕を閉じました。江戸から平成までに産出した金は78トン、銀は2,330トンにのぼる日本最大の金銀山でした。 |
現住所 | 新潟県佐渡市 |
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