資料区分 県史複製
請求番号 H45-2中世
文書群名 泉龍寺文書
伝存地 多野郡上野村
出所 多野郡上野村乙父 泉龍寺
地名 山中領上山郷(中世)
旧支配 山中衆(中世)
役職等 曹洞宗寺院
歴史 多野郡上野村にあり天岩山泉龍寺と称する。本尊は釈迦如来。▼『上野国郡村誌』によると、天正3年(1575)恵翁が開山し、慶長3年(1598)善知の代に堂宇を建立したという。▼当寺収蔵の「墨書大般若経」(永徳元年(1381)の奥書あり)が森戸大明神(現乙父神社)へ奉納されたと伝えられているので、当寺はもともと天台宗の寺院で森戸大明神の別当寺と推定される。
伝来 泉龍寺に伝来
数量 1
年代 永徳元年(1381)
構造と内容 大般若波羅蜜多経(600巻写経)。奥書に永徳元年(1381)の記述がある。写経は奥書によると「本願比丘宗救」が発願し、「平十郎入道中沢」などの有力住民の寄進により行われたことがわかる。こうした寄進者のなかに「旦那平井殿」と敬称つきのものがあり、関東管領上杉氏の関係者を指していると思われる。
検索手段 『群馬県史収集複製資料目録』第1集、当館インターネット検索目録
関連資料 参考文献:『ぐんまのお寺 曹洞宗Ⅱ』(上毛文庫)、『角川日本地名大辞典10群馬県』『平凡社日本歴史地名大系10 群馬県の地名』
利用上の留意点 本資料は、マイクロ撮影による収集資料であり、閲覧は焼付製本による。
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