資料区分 県史複製
請求番号 H63-4-2近世
文書群名 浦野恒彦家文書
伝存地 長野原町林
歴史 本山修験宗の総本山である聖護院は、もと天台宗寺門派の大本山で、三門跡の1つ。室町時代の門跡道興准后は全国の熊野系山伏を歴訪し(群馬郡西国分村の大蔵坊に10日余り宿泊)、本山派と呼ばれる天台系修験教団の組織を確立した。その組織は聖護院を本山とし、京都にある住心院などの院家を中核とし、地方の修験や熊野先達などを通して全国の修験者を統轄した。
関連資料 本山派修験関連文書として、「長見寺文書」(P0006)、「内山幹雄家文書」(大蔵坊、PF0001)「栗崎智康家文書」(日野坊、P8207)、「浦野安孫家文書」(大乗院、和田山極楽院、P0603)、「吉井町郷土資料館文書9(伊藤幸吉家文書)」(矢田坊、H42-1-1(9)近世)など。▼『山伏の地方史 -群馬の修験道-』(みやま文庫)、「上野国本山派山伏名所記」(前橋市立図書館蔵、『前橋市史』6)など。
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