資料区分 県史複製
請求番号 H54-5中世
文書群名 不動寺文書
伝存地 安中市松井田町
出所 安中市松井田町松井田 不動寺
地名 碓氷郡松井田(中世)
旧支配 安中氏/大道寺氏(中世)
役職等 真言宗豊山派寺院
歴史 竜本山松井田院不動寺と号す。本尊は千手観世音菩薩。▼創建、開基ともに未詳。はじめ後ろの山上にあったが、寛元元年(1243)に山城醍醐の僧慈猛が当山に至り、現在地へ移したという。▼ある夜神竜が出現し、翌朝老松の下に清水が湧き、その因縁から竜本山松井田院と称した。▼鎌倉期には北条時政の帰依があったと伝え、戦国期の元亀4(1573)年5月17日に武田氏は住持職を安堵し、末寺支配を認めている(県史資料編7)。▼天正6(1578)年3月23日にも武田勝頼は寺領3貫文と末寺支配を認め(県史資料編7)、同10年(1582)には小田原北条氏が松井田を領し、大道寺政繁は10月23日に寺領を安堵している(県史資料編7)。
伝来 不動寺に伝来
数量 9
年代 元亀4年~万延元年
構造と内容 中世文書は武田家定書(元亀4年5月17日)、北条家朱印状((天正15年)丁亥年5月3日)、大道寺政繁判物((天正17年)丑10月晦日)を収録。
検索手段 『群馬県史収集複製資料目録』第1集、当館インターネット検索目録
関連資料 参考文献:『ぐんまのお寺 真言宗Ⅱ』(上毛文庫)、『角川日本地名大辞典10群馬県』『平凡社日本歴史地名大系10 群馬県の地名』
利用上の留意点 本資料は、マイクロ撮影による収集資料であり、閲覧は焼付製本による。
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