資料区分 県史複製
請求番号 H84-2中世
文書群名 長楽寺文書
伝存地 尾島町(現太田市)
出所 尾島町(現太田市) 長楽寺文書
地名 新田荘世良田郷
旧支配 新田荘/新田領(金山城主横瀬氏・由良氏)/
役職等 寺院
歴史 長楽寺は承久3年(1221)に創建されたが、正和年中(1312~7)に火災で焼失し、大谷道海という人物(紀氏か)と二人の娘(由良孫三郎景長妻紀氏・小柴彦次郎盛光妻紀氏)の助成によって再建された。この時、新田荘内外の土地集積が行われ、関連する寄進状・売券などが多く残された。
伝来 群馬県太田市尾島町に伝存されている文書
数量 192
年代 仁安3年~昭和25年
構造と内容 現在部類別に五巻の巻子本(百十五点、新井白石の整理と推定)と一枚文書8点、計123点となっている。一枚文書の中には、仁安三年(1168)六月二十日新田義重譲状・同置文の二点があり、この文書は徳川吉宗によって『正木文書』中より長楽寺に寄進されたものである。長楽寺に伝存される賢甫義哲の永禄8年(1565)の『長楽寺永禄日記』(三冊、県重要文化財)とともに、長楽寺と新田荘地域の中世を考える上で貴重な史料で、国重要文化財に指定されている。(以上『国史大事典』)
検索手段 『群馬県史収集複製資料』第1集、インターネット検索目録
関連資料 参考文献:『角川日本地名大辞典10群馬県』、『群馬県の地名』[日本歴史地名大系10]』、『群馬県姓氏家系大辞典』など
利用上の留意点 本資料は撮影による収集資料であり、閲覧は焼付製本による。
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