資料区分 県史複製
請求番号 H84-3中世
文書群名 宮下八郎家文書
伝存地 尾島町(現太田市)
出所 尾島町(現太田市) 宮下八郎家文書
地名 武蔵島
旧支配 新田荘/新田領(金山城主横瀬氏・由良氏)/
歴史 宮下家は中世以来の系譜を引く旧家として知られており、明治18年(1885)8月下旬には太政官修史館の編輯副長官重野安繹らが古文書調査に訪れ、戦国期から江戸初期の古文書の一部を借り出すと共に、その所蔵目録を作成している。安政2年の過去帳(宮下家所蔵)によれば、戦国期から江戸初期にかけて宮下筑後守正繁(天正元年没)などの名前が見えることから、宮下家の先祖はおそらく中世武士の系譜を引き、戦国期には金山城主由良信濃守の幕下として仕え、江戸時代に土着したと推定される。宮下家屋敷南側には花見塚公園があり、園内には匂当内侍に縁のある墓石・神社などの史跡もある。江戸時代は正徳年間に2家に分かれ武蔵島村の名主を務めている。
伝来 宮下八郎家に伝来した文書群
数量 22
年代 元弘3年~明治17年
構造と内容 後醍醐天皇綸旨写・由良成繁判物写・新田守純判物・納巳歳御年貢之事・納増分亥歳御年貢之事・戌歳武蔵島之郷年貢皆済之事が元和年間までの文書。ほかに宮下家過去帳・宮下氏正系図ほか家伝史料。
検索手段 『群馬県史収集複製資料』第1集、インターネット検索目録、『群馬県立文書館収蔵文書目録』24、宮下八郎家文書目録
関連資料 参考文献:『角川日本地名大辞典10群馬県』、『群馬県の地名』[日本歴史地名大系10]』、『群馬県姓氏家系大辞典』など
利用上の留意点 本資料は撮影による収集資料であり、閲覧は焼付製本による。
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