資料区分 県史複製
請求番号 H84-4中世
文書群名 毛呂大和家文書
伝存地 尾島町(現太田市)
出所 尾島町(現太田市) 毛呂大和家文書
地名 新田荘世良田郷/世良田村/太田市尾島町
旧支配 由良氏/幕府領/幕府と旗本の相給
役職等 世良田村名主
歴史 毛呂氏は、江戸期には権兵衛または三郎兵衛を称した(群馬県姓氏家系大辞典)。毛呂権蔵(もろごんぞう・1724~1792年)は、上野国全般にわたる歴史地理書「上野国志(こうずけこくし)」や「長楽寺記」を著した、江戸時代の郷土史学の先駆者。権蔵は字(あざな)で、名は義郷(よしさと)といい、享保9年(1724)世良田堀之内(ほりのうち)屋敷に生まれた。権蔵は、群馬県内全体のまとまった歴史地理書や風土記が無いことから、自分の手足・私財を投じて歴史地理書をまとめることを志し、安永3年(1774)に「上野国志」15巻を完成させた。「上野国志」は、史料の収集だけでなく、30年の歳月をかけて現地調査を行い、地元の人々の話を聞きながらまとめたもので、現在でも貴重な資料(太田市HPより)。
数量 99
年代 天正3年(1575)~明治19年(1886)
構造と内容 「上野国志」を編さんする際に収集した上野国各地の歴史史料や、「上野国志稿」などの稿本からなる。また地元世良田にまつわる「長楽寺宝蔵文書」「良田山開基年譜抜書(長楽寺開基由来)」なども含まれる。
検索手段 『群馬県史収集複製資料』第1集、インターネット検索目録
関連資料 参考文献:『角川日本地名大辞典10』[群馬県]、『群馬県の地名』[日本歴史大系10]、『群馬県姓氏家系大辞典』など
利用上の留意点 本資料はマイクロ撮影による収集資料であり、閲覧は焼付製本による。
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