資料区分 県史複製
請求番号 HA-12-1中世
文書群名 行元寺文書
伝存地 千葉県夷隅郡(現いすみ市)
出所 千葉県夷隅郡(現いすみ市) 行元寺
地名 上総国伊隅荘(中世)
旧支配 上総氏(中世)
役職等 天台宗寺院
歴史 東頭山無量寿院と号す。本尊は阿弥陀如来。嘉祥年間(848~851)円仁の開基と伝わる。もとは小田喜の山中にあり、三学院無量寺と号したという。▼安元元年(1175)に平重盛が大檀那として再興、治承4年(1180)住持弁栄の時、大納言冷泉行元の発願により萩原の茶田谷の地に堂宇を建立して行元寺と改称したという。▼寺蔵の聖教類によると永和4年(1378)7月15日に住持海吽が上野国世良田長楽寺普光庵了義から台密蓮華流を授与されている。代々天台宗の番頭寺の寺格であたといわれ、戦国期の住持である豪覚・豪階による台密伝法灌頂関係の聖教の書写が多く残されている。
伝来 行元寺収蔵
数量 4
年代 延文元年(1356)~天正12年(1584)
構造と内容 秘密潅頂私記(延文元年8月25日)、〔聖教〕(断簡、永和3年7月行天寺海吽へ付授)ほか聖教類4点を収録。
検索手段 『群馬県史収集複製資料』第1集、インターネット検索目録
関連資料 参考文献:日本歴史地名大系13『千葉県の地名』(平凡社)、『千葉県の歴史』通史編中世
利用上の留意点 本資料はマイクロ撮影による収集資料であり、閲覧は焼付製本による。
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