資料区分 県史複製
請求番号 HA-12-2中世
文書群名 徳星寺文書
伝存地 千葉県香取郡(現香取市)
出所 千葉県香取郡(現香取市) 徳星寺
地名 下総国香取社領小見郷(中世)
旧支配 千葉氏/木内氏(中世)
役職等 天台宗寺院
歴史 富光山と号す。本尊は阿弥陀如来。江戸時代には上野国世良田長楽寺の末寺。行基による創建と伝えられる。のちに千葉氏の祈願所となり、ことに小見城主木内胤広の子良海が中興したことにより、木内氏が代々帰依したとされる。▼初めは田部にあり西光寺と称していたが、のちに小見へ移され徳星寺と寺名が改められた。▼延文4年(1359)の奥書のある胎蔵界灌頂私記など密教関係の聖教類が伝来し、なかでも永禄13(1570)11月14日の伝法灌頂請伝には近隣の地名とともに寺院坊堂名が記載されており、当時の勢力範囲がうかがわれる。
伝来 徳星寺収蔵
数量 14
年代 文和2年(1352)~寛政10年(1798)
構造と内容 胎蔵界大潅頂秘要私記(応安4年9月覚俊写:文和2年10月5日)など本寺である長楽寺との関係を記す台密伝法灌頂聖教類のほか、御目安下総国小見徳星寺同郡西雲寺本末之事(元和3年天海裏書有:元和元年1月20日)など寺院本末関係を記す文書によって構成される。
検索手段 『群馬県史収集複製資料』第2集、インターネット検索目録
関連資料 参考文献:日本歴史地名大系12『千葉県の地名』(平凡社)、『千葉県の歴史』通史編中世
利用上の留意点 本資料はマイクロ撮影による収集資料であり、閲覧は焼付製本による。
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