資料区分 県史複製
請求番号 HA-13-1中世
文書群名 小幡洋資家文書
伝存地 東京都杉並区
出所 東京都杉並区 小幡洋資家文書
地名 一ノ宮郷
役職等 貫前神社社家
歴史 一宮氏は上野国一宮貫前神社の社家、鎌倉期には御家人、室町期には国人領主でもあった。戦国期には次々とかわる西上野の支配権力と結びつき、造営・造宮の費用などの保護を受けた。小幡尾張守重定(憲重)の三男氏友が一宮左衛門尉俊氏の養子となり家を継いだとされる。俊氏以前は物部姓で磯部氏を称していたといい、古くから一宮・小幡は同族であったという見方もある(戦国上野国衆事典)。
数量 18
年代 文明2年(1470)~明治6年(1873)
構造と内容 西毛地域を支配したその時々の権力者から一宮氏(神太郎・左衛門尉)に出された文書が多数を占める。文明2年(1470)2月4日礒部兼吉一宮神宝送状写は、磯部兼吉が一宮殿(神主)へ送り進めた御神宝の目録である。天文23年(1554)10月6日「北条家朱印状」は、北条氏は長尾源六郎一跡内勢内村を修理料所として寄進することを一宮神主宛に伝達した文書。天正7年(1579)2月8日上州一宮神事役他指出注文は、一宮新太郎豊氏が奉行衆に対し神事役に関わる「免」を書き出して提出している。また、一宮貫前神社に関する貴重な史料が多く含まれている。
検索手段 『群馬県史収集複製資料』第1集、インターネット検索目録
関連資料 久保田順一『戦国上野国衆事典』(戎光祥出版、2021年)/『群馬県姓氏家系大辞典』(角川書店、1995年)
利用上の留意点 本資料はマイクロ撮影による収集資料であり、閲覧は焼付製本による。
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