資料区分 |
県史複製 |
請求番号 |
HA-13-5中世 |
文書群名 |
静嘉堂文庫文書 |
伝存地 |
東京都世田谷区 |
出所 |
東京都世田谷区 静嘉堂文庫文書 |
地名 |
東京都 |
歴史 |
静嘉堂文庫は、岩崎弥之助が1892年(明治25年)、神田駿河台(東京都千代田区)の自邸内に創設した文庫「静嘉堂」を起源としている。恩師である重野安繹(成斎)の研究を援助する目的から古典籍の収集を始め、和漢の古書や古美術品の収集を熱心に行った。 |
伝来 |
不明 |
数量 |
2 |
年代 |
13C末~14C初 |
構造と内容 |
『頼印絵詞』のみ。頼印(1323-1392年は)、南北朝時代の僧。真言宗。鶴岡八幡宮別当頼仲にまなぶ。関東管領足利氏満の護持僧をつとめ,応安4=建徳2年(1371)上野国榛名山(現榛名神社)座主となり、北朝を支援。至徳2=元中2年(1385)鎌倉永福寺別当。霊験あらたかな加持祈祷で知られた。明徳3=元中9年4月26日死去、70歳。その事跡を語る「頼印大僧正行状絵詞」は全編にわたり頼印の密教修法の凄まじい霊験と彼にまつわる異様な霊夢に満ち,中世関東の精神風土を知るうえの格好の史料。かつては絵があったようだが、現在は失われている。 |
検索手段 |
『群馬県史収集複製資料』第1集、インターネット検索目録 |
関連資料 |
『群馬県史資料編6』・『続群書類従』9 |
利用上の留意点 |
本資料はマイクロ撮影による収集資料であり、閲覧は焼付製本による。また、原資料所蔵者の許可なく複写できません。 |