資料区分 県史複製
請求番号 HA-13-6中世
文書群名 新田陽子家文書(正木文書)
伝存地 東京都渋谷区
出所 東京都渋谷区 新田陽子家文書(正木文書)
地名 新田荘
旧支配 岩松氏
役職等 金山城主
歴史 新田岩松氏相伝文書群で、享徳の乱で没落した岩松持国・成兼父子が新田荘外に持ち出し、流転の末奇跡的に伝来された古文書。江戸時代に浪人正木氏が所持し享保16年(1731)将軍徳川吉宗に献上され、幕末・維新期に新田男爵家となった旧岩松家のものとなる。
伝来 岩松持国→浪人正木氏→将軍徳川吉宗→新田岩松家(男爵家)→群馬県立歴史博物館に寄贈
数量 31
年代 暦応4年(1339)~文政4年(1821)
構造と内容 正木文書は写本が多く占めるが、新田陽子氏所蔵の三巻(二十八通)は原本で、主に新田荘内やその他岩松氏所領の検注帳や所領目録からなる。室町時代の東国で検地や土地関係の文書がこれだけまとまって残されているのは珍しく、室町期荘園の支配構造を究明するための史料として極めて重要である。
検索手段 『群馬県史収集複製資料』第1集、インターネット検索目録
関連資料 『群馬県史 資料編5』/「群馬県立歴史博物館所蔵 中世文書資料集」(2008年)/「史料紹介「新田岩松之系図附録 全」(上)」細谷昌弘・森田 真一(群馬県立歴史博物館紀要、2019年度)、「史料紹介「新田岩松之系図附録 全」(下)」同2020年度。
利用上の留意点 本資料はマイクロ撮影による収集資料であり、閲覧は焼付製本による。
先頭に戻ります。