資料区分 県史複製
請求番号 HA-15-1中世
文書群名 専称寺文書
伝存地 新潟県柏崎市
出所 新潟県柏崎市 専称寺
地名 越後国佐橋荘北条(中世)
旧支配 毛利北条氏/直江氏(中世)
役職等 時宗寺院
歴史 北条山三宝院と号す。本尊は阿弥陀如来。開創は遊行二世他阿真教、開基は元弘元年(1331)毛利丹後守時元と伝える。以来毛利北条氏の菩提寺となる。▼応長元年(1311)の大江前丹後守寺領寄進状(専称寺文書)によると、寺領を寄進し一堂宇を建立して一遍上人の門葉僧衆十余人に勤修させたとある。▼上野国厩橋城代を務めた北条高広による天文16年(1547)の寺領寄進をはじめ、室町・戦国期を通じて毛利北条氏による寺領寄進や安堵が続いた。御館の乱による毛利北条氏滅亡後は直江兼続により安堵状が下されている。
伝来 専称寺収蔵
数量 53
年代 応長元年(1311)~昭和9年(1934)
構造と内容 前丹後守寄進状写(越後国佐橋庄北条内の寄進:応長元年8月22日)、将軍足利義持御教書写(清浄光寺他時宗諸末寺諸国通行の件:応永6年10月20日)、長尾景虎安堵状(寺領内諸役免除の事など:天文14年3月24日)、北条高広寄進状(山俣善福寺道場分の寄進:弘治4年6月30日)など寺領に関する文書のほか、専称寺界阿置文(北条高広より逆修として寄進の事:天文20年4月7日)など檀越であった北条氏の追善仏事に関する文書がある。
検索手段 『群馬県史収集複製資料』第1集、インターネット検索目録
関連資料 参考文献:角川日本地名大辞典15『新潟県』(角川書店)、日本歴史地名大系15『新潟県の地名』(平凡社)、『新潟県史』通史編2
利用上の留意点 本資料はマイクロ撮影による収集資料であり、閲覧は焼付製本による。
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