資料区分 県史複製
請求番号 HA-20-1中世
文書群名 生島足島神社文書
伝存地 長野県上田市
出所 長野県上田市 生島足島神社文書
地名 信濃国
歴史 長野県上田市下之郷に鎮座。旧国幣中社。祭神は生島神・足島神の二座。『新抄格勅符抄』には神封一戸とあり、『延喜式』神名帳は名神大とする。中世武田氏をはじめ、甲斐・信濃・上野三国の武将が崇敬して、時に応じ社殿を造立修覆し、願文を納めて崇めた。本殿は池中の島上にあって、床を張らず、直接大地を祀るという特殊な構造をもつ。けだし祭神はともに土地の神で、国魂を奉斎し、土地の開拓発展にはこの神威を蒙らなければならぬという信仰から起っている。摂社は下宮と称する諏訪神社(国史大事典)
伝来 生島足島神社に伝来した。
数量 57
年代 天文22年(1553)~慶長13年(1608)
構造と内容 本文書の特徴をなすのは永禄9年(1566)から10年にかけて、信玄が甲斐・信濃・西上野の将士から徴した誓紙で、全83点のうち51点を掲載。これはそれらの将士が信玄に対して異心をはさまず、また上杉謙信に与同しないことを誓った起請文で、料紙の多くは熊野牛王宝印を用い血判を捺したものも少なくない。充所は信玄の老臣にあてられ、差出しは個人のものもあるが、多くは一族・同名衆連署のものでその地域の将士の氏名や家臣団組織のあり方を知る好史料といえる(『国史大辞典』)。上野関係は30通あり、大別すると上野在地武士と他国武士の2通りに分けられる。後者は以前から上野に土着、ないしは信玄の上野侵略に伴い上野の地を充て行われた武士である。起請文提出者の分布状況はほぼ西上野一帯(『群馬県通史編中世』)。他に真田氏・小幡氏関連の文書の含む。
検索手段 『群馬県史収集複製資料』第1集、インターネット検索目録
関連資料 『群馬県通史編中世』
利用上の留意点 本資料はマイクロ撮影による収集資料であり、閲覧は焼付製本による。
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