資料区分 県史複製
請求番号 HA-28-1中世
文書群名 圓教寺文書
伝存地 兵庫県姫路市
出所 兵庫県姫路市 圓教寺
地名 播磨国飾西郡(中世)
旧支配 国衙領/赤松氏/羽柴氏/池田氏(中世)
役職等 天台宗寺院
歴史 山号を書写山という。比叡山、大山とともに天台三道場の一つ。永延2年(988)性空の開創。寛和2年(986)には花山法皇が行幸して勅願寺となる。▼藤原実資、藤原公任などの貴族や源信、寂心、寂昭などの名僧が結縁のため相次いで来寺し、性空聖の名とともに、貴族社会の関心を集める著名な地方霊場寺院となった。▼院政期の仁安3年(1168)には平清盛が一切経7000余巻を施入したほか、承安4年(1174)には後白河法皇が行幸し七日間参籠した。▼鎌倉末期には、元弘3年(1333)に隠岐を脱出した後醍醐天皇が還幸の途次に行幸し播磨安室郷を寄付、また足利尊氏が丹後志楽荘を寄進するなど、朝野の崇敬があつかった寺院である。明治31年(1898)年の火災により宝物や書物の殆どを消失した。
伝来 圓教寺収蔵
数量 2
年代 不明
構造と内容 寺院所有物明細帳(仏像・古文書など)、〔空也上人の教え〕(文政4年古筆了仲の鑑定書有)の2点を収録。
検索手段 『群馬県史収集複製資料』第1集、インターネット検索目録
関連資料 参考文献:角川日本地名大辞典28『兵庫県』(角川書店)、『国史大辞典』(吉川弘文館)、『日本仏教史辞典』(東京堂出版)、『姫路市史』二
利用上の留意点 本資料はマイクロ撮影による収集資料であり、閲覧は焼付製本による。
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