資料区分 古文書
請求番号 P8002
文書群名 石田侃家文書
伝存地 沼田市奈良町
出所 沼田市 石田侃家
地名 利根郡奈良村/第十九大区第一小区/利根郡池田村/沼田市奈良町
旧支配 沼田藩領/沼田県/第一次群馬県/熊谷県/第二次群馬県
役職等 利根郡奈良村名主、奈良村外四か村用係、利根郡下発知・奈良・発知新田・中発知・上発知連合戸長と学務委員、利根北勢多郡連合町村会議員、利根郡県会議員など
歴史 石田家は、家史等によると宇多源氏の流をくみ近江国石田村に住したという。その後、越後上杉氏に仕え、その後沼田奈良村に来住したという。▼また、明治10年の『郡村誌』には、正治元年(1199)鎌倉浪人石田勘解由を奈良村開村の祖と伝える。石田家は断続的に奈良村の名主を勤め、10代良助は奈良村の諸職を歴任している。▼また、家業として米作・畑作(大麦・小麦・大豆・稗・粟・たばこ)・養蚕のほか、金融面にも進出した。
伝来 県史による調査において、奈良村関係では石田侃家の他に石田英太郎家、石田八郎家、桑原ハン家、奈良町区有等があるが、明細帳をはじめとする地方基本史料は、これらの各家に分散伝存してきた。▼当館へ寄贈された。
数量 433
年代 延宝2年(1674)~明治31年(1898)
構造と内容 江戸時代の文書は検地帳をはじめとした土地関係文書である。その他、明治期以降の農林業、金融・商業、教育などの文書が多数含まれる。▼石田家の家政に関しては明治期以降の冠婚葬祭、諸覚や受取、辞令・褒状・感謝状、書簡などがある。
検索手段 石田侃家文書目録、『群馬県立文書館収蔵文書目録』4、インターネット検索目録
関連資料 石田英太郎家文書(H5-28-1近世)、石田八郎家文書(H5-28-2近世)、桑原ハン家文書(H5-28-4近世)、奈良町区有文書(H5-28-5近世)、『群馬県史』資料編12、『池田村誌』、『上野国利根郡奈良村』(明治10年郡村誌)など。(参考文献:『角川日本地名大辞典』10[群馬県]、『群馬県の地名』[日本歴史大系10]『上野国郡村誌』、『上野国郷帳集成』など)
利用上の留意点 「群馬県立文書館における特定歴史公文書等以外の文書の取扱いに関する要綱」第5条(利用の制限)及び「群馬県立文書館における特定歴史公文書等以外の文書の閲覧制限基準」第2(非閲覧文書の指定事項)により閲覧が制限されている文書は本目録から除外した。
先頭に戻ります。