資料区分 古文書
請求番号 P8114
文書群名 入澤文三家文書
伝存地 利根郡片品村鎌田
出所 利根郡片品村 入澤文三家
地名 利根郡土出村/利根郡越本村/第十八大区第十区/利根郡片品村越本
旧支配 土井出庄(大友氏)/沼田氏/真田氏/北条氏/沼田藩領(真田氏)/幕府領(竹村惣左衛門ほか)・旗本領(菅沼氏)/岩鼻県/第一次群馬県/熊谷県/第二次群馬県
役職等 近世前期に村役人、幕府御留山山守役、天和2年~元禄元年に越本村下組名主
歴史 入沢家は古くは越本村(現、片品村の一部)細工屋に居を構えていたが、昭和3年先代歩左衛門氏の時に鎌田に移り住み、現在に至る。初代の入沢和泉は戦国以来の地侍で、越本の曹洞宗腰本山音昌寺の開基として知られる。
伝来 利根郡土出村の入澤家に伝来した文書群。▼当館へ寄贈された。
数量 296
年代 正保3年(1646)~明治39年(1906)
構造と内容 入沢家文書は、旧利根郡越本村の村方文書と入沢家の私的文書から成る。年代的には、元禄期以前のものが中心で、入沢家が越本村の名主役や山守役を勤めていた時期と一致する。▼寛文2年の真田氏による検地をはじめとする検地帳や永引帳や年貢割付状など、真田藩政から幕府領への転換期における村落の姿を知る手がかりを与えてくれる。また、山守役の関係史料も多く、取締り請証文や日光山師の入山手形、山絵図などが残る。▼一方、元禄期以降については、各年号に数点ずつ残存するにすぎず、土地や金銭の貸借に関する証文が多い。
検索手段 入澤文三家文書目録、『群馬県立文書館収蔵文書目録』4、インターネット検索目録
関連資料 越本村関係文書:笠原一成家文書(H72-12-4近世)、後藤正一家文書(H72-12-3近世)、入沢傑治家文書、越本区有文書(H72-12-2近世)など。(参考文献:『角川日本地名大辞典』10[群馬県]、『群馬県の地名』[日本歴史大系10]『上野国郡村誌』、『上野国郷帳集成』など)
利用上の留意点 史料の破損が多く、取扱には注意されたい。
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