資料区分 古文書
請求番号 P8216
文書群名 高崎市根小屋町区有文書
伝存地 高崎市根小屋町
出所 高崎市 高崎市根小屋町区
地名 緑埜郡根小屋村/緑埜郡根小屋村/緑埜郡八幡村大字根小屋村/多野郡八幡村大字根小屋村/群馬県高崎市根小屋町
旧支配 幕府代官支配(元禄4年~)/前橋藩領(酒井氏、元禄11年~)/幕府代官支配(寛延元年~)/高崎藩領(松平氏、安永9年~)/高崎県(明治元年~)/群馬県(明治4年~)/熊谷県(明治6年~)/群馬県(明治9年~)
歴史 当町は高崎市南部で烏川右岸の低丘陵地に位置し、古くは緑埜郡に属した。中山丘陵と烏川に挟まれた細長い町域内には天井川である7つの沢が流れ、「根小屋七沢」と呼ばれた。丘陵地にある城山(じょうやま)には戦国期の元亀元年(1570)に武田信玄が築いたとされる根小屋城跡がある。また町内には安中方面から高崎を経由して藤岡方面へ向かう「鎌倉街道」も通っていた。ただし、大雨の時には根小屋七沢や烏川が度々氾濫する、いわば洪水常襲地域であったことから、伝存文書も水との闘いに関するものが多い。
伝来 本文書は昭和57年7月、根小屋町の上原一夫氏を通じて当館へ寄託された文書群である。上原氏の談によれば、当文書は昭和初め頃まで同家の土蔵に保管されていたらしく、その後、保管場所が旧根小屋学校事務所、同敷地内の消防器具小屋、さらに白髭神社境内の屋台蔵と変遷したのち、当館へ寄託されることになった。
数量 1402
年代 元禄4年(1691)~昭和30年(1955)
構造と内容 総数1469点に及ぶ伝来文書は、区有文書という性格からも明らかなように、緑埜郡根小屋村の近世から近代・現代に至る村政文書がほとんどである。年代及び数量的には江戸時代のものはわずか60点余にすぎず、明治期以降の近代文書が大部分を占める。しかも近代代文書は明治初期の戸長役場期、明治11年からの連合戸長役場期、さらに明治22年からの八幡村役場期、そして昭和31年に高崎市へ編入されるまでのものである。また、近代文書は内容的には「土地」と「土木・河川」関係文書が半数以上を占め、本文書群の大きな特徴である。
検索手段 高崎市根小屋町区有文書目録、『群馬県立文書館収蔵文書目録』21、インターネット検索目録
関連資料 (参考文献:『角川日本地名大辞典』10[群馬県]、『群馬県の地名』[日本歴史大系10]『上野国郡村誌』、『上野国郷帳集成』など)
利用上の留意点 「群馬県立文書館における特定歴史公文書等以外の文書の取扱いに関する要綱」第5条(利用の制限)及び「群馬県立文書館における特定歴史公文書等以外の文書の閲覧制限基準」第2(非閲覧文書の指定事項)により閲覧が制限されている文書は本目録から除外した。
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