資料区分 古文書
請求番号 P8504
文書群名 新治村猿ヶ京区有文書
伝存地 利根郡新治村猿ヶ京(現みなかみ町)
出所 利根郡みなかみ町(旧新治村) 新治村猿ヶ京区
地名 吾妻郡猿ヶ京村/利根郡猿ヶ京村/利根郡新治村猿ヶ京/利根郡みなかみ町猿ヶ京温泉
旧支配 沼田藩領/幕府領(天和元年~)/越後国長岡藩預かり(寛延2年~)/幕府代官支配(寛延3年~)
歴史 旧利根郡猿ヶ京村は、三国街道が通り、越後との国境近くに位置する交通の要所として、近世には関所が設けられた。「須川記」によると、同村は文禄2年に須川村から分村したという。猿ヶ京関所に続く三国街道上には約3町に渡って宿並があっった。助郷役の負担は苛酷であったらしく、度々訴訟に及んだ。
伝来 本文書は、区長が持ち回りで管理し、県史編纂時には猿ヶ京公民館に保管され、旧新治村猿ヶ京地区に伝来した。
数量 247
年代 天和2年(1682)~明治45年(1912)
構造と内容 全文書のうち、近世文書の占める割合は一割弱(約20点)。天和2年「上野国沼田倉内城絵図」(№233)がある。また貞享3年(1686)の前橋藩により真田氏沼田領を再検地した際の猿ヶ京村・吹路村の検地帳(№70~73)や元禄期の年貢割付状がある。近現代文書は明治初年の地租改正関係文書、明治27年頃の猿ヶ京尋常小学校新築に関する文書、明治~昭和20年代までの猿ヶ京役場・第三区が作成した公文書がある。
検索手段 新治村猿ヶ京区有文書目録、インターネット検索目録
関連資料 笛木昌二家文書(P8802)、林直家文書(P9802)、阿久津宗二氏収集文書(P09708)、『新治村史料集』、『群馬県利根郡誌』、『群馬県史』資料編12など。(参考文献:『角川日本地名大辞典』10[群馬県]、『群馬県の地名』[日本歴史大系10]『上野国郡村誌』、『上野国郷帳集成』など)
利用上の留意点 「群馬県立文書館における特定歴史公文書等以外の文書の取扱いに関する要綱」第5条(利用の制限)及び「群馬県立文書館における特定歴史公文書等以外の文書の閲覧制限基準」第2(非閲覧文書の指定事項)により閲覧が制限されている文書は本目録から除外した。
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