資料区分 古文書
請求番号 P8511
文書群名 宮城村苗ヶ島区有文書
伝存地 勢多郡宮城村苗ヶ島(現前橋市)
出所 前橋市(旧宮城村) 宮城村苗ヶ島区
地名 勢多郡苗ヶ島村/南勢多郡苗ヶ島村/勢多郡宮城村大字苗ヶ島/前橋市苗ヶ島町
旧支配 大胡領(天正18年~元和3年)/前橋藩領(元和4年/元和2年とも)/幕府領(明和4年/6年とも)/下野佐野藩領(文化3年~)/佐野県(明治4年~)/群馬県(明治5年~)/熊谷県(明治6年~)/群馬県(明治9年~)/群馬県南勢多郡(明治11年~)
歴史 苗ヶ島は南北朝期から見える地名。勢多郡女淵郷のうち。江戸期の苗ヶ島村の村高は、 「寛文郷帳」では657石余のうち田方484石余・畑方173石余、「元禄郷帳」は同高、「天保郷帳」・「旧高旧領帳」ともに989石余。幕末の「改革組合村高町」によれば、大間々町寄場組合に属し、高989石余、家数101。宮城村は明治22年に、鼻毛石・柏倉・市之関・三夜沢・苗ヶ島・馬場・大前田(以上勢多郡)の7ヶ村が合併して成立。はじめは南勢多郡、明治29年から勢多郡に所属。
伝来 昭和61年(1986)10月苗ヶ島区長阿久沢光男氏より寄託された。
数量 875
年代 元禄15年(1702)~昭和44年(1969)
構造と内容 本文書は、①江戸時代の名主関係文書と②明治期以降の苗ヶ島村戸長役場関係文書と③宮城村苗ヶ島区有文書からなっている。①名主関係文書では、割付・皆済目録、麦稗囲穀書上帳、文化3年の明細帳(№6)や同年の産業帳(№7)、松並木の立枯れ調べなど並木改めなどがある。渡戸や大堰などの堰関係の文書もある。②明治初年から20年頃までの地租改正関係文書などがある。③明治22年に町村制が施行され、苗ヶ島村は宮城村の第5区となった。ここでは宮城村から進達された文書などがあり、役場文書として綴じられたものがある(№324・328・514など)。
検索手段 宮城村苗ヶ島区有文書目録、群馬県史収集複製資料目録、インターネット検索目録
関連資料 県史複製資料としてH15-6-2近世「苗ケ島区有文書」。▼上野丑之助文書(H15-6-1近世)、北爪守雄家文書(H15-1中世、H15-6-10近世)など。(参考文献:『角川日本地名大辞典』10[群馬県]、『群馬県の地名』[日本歴史大系10]『上野国郡村誌』、『上野国郷帳集成』など)
利用上の留意点 「群馬県立文書館における特定歴史公文書等以外の文書の取扱いに関する要綱」第5条(利用の制限)及び「群馬県立文書館における特定歴史公文書等以外の文書の閲覧制限基準」第2(非閲覧文書の指定事項)により閲覧が制限されている文書は本目録から除外した。
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