資料区分 古文書
請求番号 P8515
文書群名 尾崎忠男家文書
伝存地 富岡市
出所 富岡市 尾崎忠男家
地名 甘楽郡一之宮村/北甘楽郡一之宮村/北甘楽郡一ノ宮町宮町/富岡市大字一ノ宮
旧支配 一之宮貫前神社領(近世)/岩鼻県(明治元年~)/群馬県(明治4年~)/熊谷県(明治6年~)/群馬県(明治9年~)
役職等 一之宮貫前神社神主(大社家)
歴史 貫前神社は平安時代以来、上野国一ノ宮の神社であり、「磯部系物部氏」の尾崎氏が神官職を世襲してきた。▼また、神仏習合により神社内外に神宮寺が造られ、尾崎氏が開基となって天台宗寺院尾崎山光明院が建立された(寺伝によると天元4年)。▼尾崎氏の被官である修験者が光明院の社僧を務め、近世には「栗の木坊」「大坊」が、末寺として「大乗院」「神宮寺」という寺号を称した。▼明治元年の神仏分離令により廃仏毀釈が行われ、神宮寺では堂舎や仁王像などが破壊され、大乗院でも堂舎が破壊され本尊の聖観音像が被害を蒙ったようである。▼明治5年の修験廃止によって両院主は神主となり、寺院自体が破却されてしまった。
伝来 富岡市の一之宮貫前神社の神主であった尾崎家に伝来した江戸時代から昭和までの約2000点余の文書群である。
数量 2046
年代 貞和5年(1349)写~昭和2年(1927)
構造と内容 富岡市の一之宮貫前神社の神主であった尾崎家に伝来した江戸時代から昭和までの約2000点余の文書群である。①江戸時代の一之宮貫前神社の神主としての文書、②明治維新以後の貫前神社旧神主としての旦那組織に関する文書、③明治時代以降の尾崎家私的文書に分けられる。
検索手段 尾崎忠男家文書目録、『群馬県立文書館収蔵文書目録』22、インターネット検索目録
関連資料 (参考文献:『角川日本地名大辞典』10[群馬県]、『群馬県の地名』[日本歴史大系10]『上野国郡村誌』、『上野国郷帳集成』など)
利用上の留意点 「群馬県立文書館における特定歴史公文書等以外の文書の取扱いに関する要綱」第5条(利用の制限)及び「群馬県立文書館における特定歴史公文書等以外の文書の閲覧制限基準」第2(非閲覧文書の指定事項)により閲覧が制限されている文書は本目録から除外した。
先頭に戻ります。