資料区分 古文書
請求番号 P9411
文書群名 大嶋千治家文書
伝存地 沼田市岡谷町
出所 沼田市 大嶋千治家
地名 利根郡岡谷村/第十九大区第一小区/利根郡池田村大字岡谷/沼田市岡谷町
旧支配 沼田藩領(真田氏、天正18年~)/幕府領(天和元年~)/沼田藩領(本多氏、元禄16年~)/幕府領(享保15年~)/沼田藩領(黒田氏、享保17年~)/沼田藩領(土岐氏、寛保2年~)/沼田県(明治4年~)/群馬県(明治4年~)/熊谷県(明治6年~)/群馬県(明治9年~)
役職等 利根郡岡谷村名主・北第十九大区一小区副区長
歴史 古くは岡野谷とも書いた。発知川と薄根川が合流する段丘崖上に位置する。村高は「寛文郷帳」では高331石余うち田方61石余・畑方269石余、「元禄郷帳」では高820石余である。幕末の改革組合村では沼田町・榛名村寄場組合に属した。(『角川日本地名大辞典』より)
数量 1784
年代 貞享3年(1686)~昭和47年(1972)
構造と内容 年号が確定できる1500点のうち、およそ500点が近世文書。基本的に岡谷村の名主文書である。特徴的な文書として享保期の藩主土岐山城守宛の老中奉書が3通ある(№414~416)。また沼田藩本多氏の悪政の状況が詳細に描かれた沼田領の惣百姓による幕府への訴状の写しが残されいる(№181)。絵図は数点存在し、元禄国絵図の写しもある(№1350)。慶応4年に起こった三国・戸倉戦争の資料もある(№113・№1827など)。近現代文書では北第十九大区一小区副区長を務めていた関係で、廻章など岡谷村だけではなく町田村・戸神村関係の資料も多くある。県→区長→戸長という文書の流れがよくわかる。また時代を問わず迦葉山関係の資料が数点存在する。なお資料の一部は『沼田市史』資料編2・3に活字化されている。
検索手段 大嶋千治家文書目録、インターネット検索目録
関連資料 沼田市関係文書:倉品右近家文書(P08005)、屋形原の黒岩英夫(P8311)、『沼田市史』など。(参考文献:『角川日本地名大辞典』10[群馬県]、『群馬県の地名』[日本歴史大系10]『上野国郡村誌』、『上野国郷帳集成』など)
利用上の留意点 一部破損が激しいので取扱には注意していただきたい。「群馬県立文書館における特定歴史公文書等以外の文書の取扱いに関する要綱」第5条(利用の制限)及び「群馬県立文書館における特定歴史公文書等以外の文書の閲覧制限基準」第2(非閲覧文書の指定事項)により閲覧が制限されている文書は本目録から除外した。
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