資料区分 古文書
請求番号 P09505
文書群名 上原定一郎家旧蔵文書
伝存地 吾妻郡吾妻町大戸(現東吾妻町)
出所 吾妻郡東吾妻町(旧吾妻町) 上原定一郎家旧蔵
地名 吾妻郡大戸村/吾妻郡坂上村/吾妻郡原町/吾妻郡吾妻町
旧支配 松平左衛門知行分/禰津小五郎分/幕府領/旗本領(土屋氏)/岩鼻県/第一次群馬県/熊谷県/第二次群馬県
役職等 吾妻郡大戸村7組のうち平組組頭、大戸村組頭・百姓代など。明治時代以降は戸長・副戸長・村会議員・坂上村長など。
歴史 上原家は、大先祖は上原筑前守憲尚(文亀3年没)、先祖は権大僧都春覚法印であるという。詳細は不明であるが、室町時代頃に大戸村に居住したと考えられる。▼江戸時代には代々定右衛門を襲名し、大戸村平組組頭および大戸村組頭・百姓代などの村役人を勤め、明治時代になると、戸長・副戸長・村会議員などを勤めている。▼大戸村は、室田宿(旧榛名町)方面へ向かう街道(大戸道・信州街道)、中之条方面へ向かう街道、信州・草津方面へ向かう街道が交わり、大戸関所を有する交通の要衝でもあった。
伝来 本来は、「上原清彦家文書」(P7901)と「上原定一郎家旧蔵文書」(P09505)とで「大戸村上原家文書」という一つの文書群を形成していたと考えられる。上原定一郎家旧蔵文書は、「群馬の民衆史を学ぶ会」が購入し、県史編さん室へ預けられ、県史関係資料の整理作業が進められる中で文書館へ寄贈された。
数量 1369
年代 明暦2年(1656)~昭和39年(1964)
構造と内容 主に明治時代以降の大戸村・坂上村に関する文書と上原家私的文書から成っている。大戸村・坂上村に関する文書は、上原家の人々が戸長・副戸長ほかの役職に就いていたときの文書である。明治6年から明治22年までの大戸村や連合村の村会議案・予算書、明治22年以降の坂上村の議案、また、碓氷社坂上組に関する文書などがある。なお、私的文書には、上原家が金融業を行っていたために残された証文類や、いろいろな事業を行っていたことを示す文書、版本・教科書類などが残されている。
検索手段 上原定一郎家旧蔵文書目録、インターネット検索目録
関連資料 「上原清彦家文書」(P7901)、「吾妻町大戸区有文書」(P0506 、PF0306 )など。(参考文献:『角川日本地名大辞典』10[群馬県]、『群馬県の地名』[日本歴史大系10]『上野国郡村誌』、『上野国郷帳集成』など)
利用上の留意点 「群馬県立文書館における特定歴史公文書等以外の文書の取扱いに関する要綱」第5条(利用の制限)及び「群馬県立文書館における特定歴史公文書等以外の文書の閲覧制限基準」第2(非閲覧文書の指定事項)により閲覧が制限されている文書は本目録から除外した。
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