資料区分 古文書
請求番号 P09506
文書群名 斎藤忠一家文書
伝存地 前橋市
出所 前橋市 斎藤忠一家
旧支配 前橋藩士(松平家家臣)
歴史 斎藤忠一氏は前橋藩士斎藤看園の孫にあたり、看園の息子には民権家として活躍した斎藤壬生雄や山崎重五郎がいる。忠一氏の父は看園の末子熊雄氏である。▼熊雄氏は慶応3年生まれで、終戦時の首相である鈴木貫太郎と利根川学校の同級生であり、群馬県師範学校を経て、2年間教職についた後、同志社大学へ進学。▼帰郷後は新田郡宝泉村小学校長・久宝村小学校長・鳥之郷小学校長などを歴任し、アメリカ式の教育を行い、夜学を実施した。
伝来 斎藤家に伝存した斎藤看園および熊雄関係資料を中心とする。なお、看園関係資料には青柳新米(共愛女学校長、看園の子息の一人)氏の旧蔵文書含む。▼当館へ寄贈された。
数量 136
年代 弘化3年(1846)~昭和31年(1956)
構造と内容 本文書群は以下2つに大別できる。①斎藤看園関係:自筆写本および抜書。「京都変事」「合衆国書翰和解」「水戸中納言斉昭公御著述」など。②斎藤熊雄関係文書:鈴木貫太郎に関係する書簡類、旧前橋藩主松平氏の子孫松平直冨に関係する書簡類を含む。
検索手段 斎藤忠一家文書目録、インターネット検索目録
関連資料 斎藤光家文書(P09005)、斎藤仁義雄家文書(P09507)など。(参考文献:『角川日本地名大辞典』10[群馬県]、『群馬県の地名』[日本歴史大系10]『上野国郡村誌』、『上野国郷帳集成』など)
利用上の留意点 「群馬県立文書館における特定歴史公文書等以外の文書の取扱いに関する要綱」第5条(利用の制限)及び「群馬県立文書館における特定歴史公文書等以外の文書の閲覧制限基準」第2(非閲覧文書の指定事項)により閲覧が制限されている文書は本目録から除外した。
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