資料区分 古文書
請求番号 P9604
文書群名 笛木ふう子家文書
伝存地 利根郡新治村相俣(現みなかみ町)
出所 利根郡みなかみ町(旧新治村) 笛木ふう子家
地名 利根郡相俣村/利根郡新治村大字相俣/利根郡みなかみ町相俣
旧支配 沼田藩領(真田氏、天正18年~)/幕府領(天和元年~)/旗本領(深津弥七郎、元文5年~)/岩鼻県(明治元年~)/群馬県(明治4年~)/熊谷県(明治6年~)/群馬県(明治9年~)
役職等 相俣宿旅籠
歴史 相俣村(宿)は群馬県北西部赤谷川上流域に位置し、北は新潟県に接する。三国街道の宿駅で人馬継立ての問屋場が置かれていた。笛木家の先祖は沼田藩真田家の家臣笛木雅楽之助(№203、位牌写)であり、真田家改易後は相俣村に土着した。笛木茂兵衛の代に海圓寺の中興開基となったが、この茂兵衛の家が本家(本陣兼問屋)であり、ふう子家は分家として江戸時代後期には三国街道沿いで旅籠屋(柏屋)を始めた(№38、諸業高名録)。明治期に入り旅籠屋は廃業したようである。
伝来 笛木家より寄贈された。
数量 472
年代 安永8年(1779)~昭和43年(1968)
構造と内容 本文書は、近世後期利根郡相俣村の村方文書と、明治期以降の相俣村の役場関係文書が全点数の1割で、そのほかは近世から近代にいたる書簡や出版物などの笛木家の私的文書である。
検索手段 笛木ふう子家文書目録、『群馬県立文書館収蔵文書目録』25、インターネット検索目録
関連資料 『新治村史料集』4、『利根郡誌』、『群馬県史』資料編12・21・通史編5、『群馬県市町村合併史』、『三国街道』(みやま文庫)、『商家高名録・諸業高名帳』(みやま文庫)など。(参考文献:『角川日本地名大辞典』10[群馬県]、『群馬県の地名』[日本歴史大系10]『上野国郡村誌』、『上野国郷帳集成』など)
利用上の留意点 「群馬県立文書館における特定歴史公文書等以外の文書の取扱いに関する要綱」第5条(利用の制限)及び「群馬県立文書館における特定歴史公文書等以外の文書の閲覧制限基準」第2(非閲覧文書の指定事項)により閲覧が制限されている文書は本目録から除外した。
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