| 資料区分 | 古文書 | 
| 請求番号 | P09608 | 
| 文書群名 | 遠藤雅夫家文書 | 
| 伝存地 | 館林市ほか | 
| 出所 | 館林市ほか 遠藤雅夫家 | 
| 役職等 | 群馬県立病院勤務、邑楽郡医、開業医など | 
| 歴史 | 遠藤家は旧榊原家家臣で、館林在藩当時は町奉行を務めたという(遠藤氏所蔵「先祖書」)。遠藤胤寿氏(雅夫氏の祖父)は、明治16年から群馬県内で医療に従事した。 | 
| 伝来 | 本文書は、雅夫氏の祖父胤寿氏の文書であるが、胤寿氏の群馬県医員、邑楽郡医時代の辞令などが全体の多くを占めることから、祖父縁の群馬県に保管し、有効に役立てて欲しいという雅夫氏の願いにより当文書館に寄贈された。▼この文書群に対する調査の事実はなく、群馬県史近現代部会でもその所在情報を把握していなかった文書である。 | 
| 数量 | 87 | 
| 年代 | 明治10年(1877)~明治32年(1899) | 
| 構造と内容 | 遠藤胤寿氏は、東京の麻布小学校六等准訓導として教壇に立ち、その後、東京大学医学部に進み医師を志した。明治16年11月に東京大学医学部別科医学科を卒業し、群馬県辞令により県立病院詰医師となった。▼その後、邑楽郡医、地方医員などを歴任。邑楽郡検疫係、群馬県徴兵検査などに従事して、明治21年に日本赤十字社正社員となった。▼地域の医療から、震災・戦災救護活動、伝染病への対処等まで、全国各地で幅広い医療活動に従事した様子を知ることができる。 | 
| 検索手段 | 遠藤雅夫家文書目録、インターネット検索目録 | 
| 関連資料 | (参考文献:『角川日本地名大辞典』10[群馬県]、『群馬県の地名』[日本歴史大系10]『上野国郡村誌』、『上野国郷帳集成』など) | 
| 利用上の留意点 | 「群馬県立文書館における特定歴史公文書等以外の文書の取扱いに関する要綱」第5条(利用の制限)及び「群馬県立文書館における特定歴史公文書等以外の文書の閲覧制限基準」第2(非閲覧文書の指定事項)により閲覧が制限されている文書は本目録から除外した。 |