資料区分 古文書
請求番号 P9611
文書群名 林晴嵐氏収集文書
伝存地 桐生市
出所 桐生市 林晴嵐氏収集
地名 山田郡桐生新町/山田郡桐生町大字桐生新町/山田郡桐生町大字桐生/桐生市本町及び横山町
旧支配 館林藩領/幕府領(慶長3年~)/館林藩領(寛文元年~)/旗本領(神尾氏、天和2年~)/幕府領(寛保2年~)/旗本領(神尾氏、宝暦12年~)/出羽松山藩領(安永8年~)/岩鼻県(明治元年~)/栃木県(明治6年~)/群馬県(明治9年~)
役職等 桐生本町長沢家:商家
歴史 長沢家は、桐生新町の商家であり、『桐生市史』によると、遠祖長沢正房は桐生柄杓山城主重綱の家臣で、後に由良氏に仕え、天正年中の由良氏転封後は帰農して子孫町屋の宮内に住した郷士格の家であるという。「万屋」の屋号で商家を営み、酒造・行商・絹買・古着・呉服・米穀・質方・雑貨など多方面での活躍により隆盛を極めた。さらに学問への貢献などにより、桐生の文化発展にも大きく貢献したといわれている。
伝来 本文書群は、元は桐生新町にあった長沢家に伝わるものの一部で、林氏が購入したものである。同家が桐生を去る際、家に残っていた資料類の一部は親戚に引き継がれ、処分されたものも多かったという。本文書群も、その時処分されたものの一部であったと考えられる。長沢家文書の主要部は、昭和45年に当時の当主長沢新一氏により桐生市に寄贈されており、他に故藤沼博氏夫人・増田修氏等からの寄贈分などを含め、桐生市立図書館には8182点が所蔵されている。
数量 151
年代 宝暦13年(1763)~文化13年(1816)
構造と内容 資料は、江戸時代に桐生新町で酒造業・絹買商を営んでいた長沢家の文書と推定される。奉公人や買米や織物代金・借用金証文・書状など同家の経営に関する文書である。
検索手段 林晴嵐氏収集文書目録、インターネット検索目録
関連資料 『桐生市長沢家文書目録』(1)~(4)、『桐生市史』、『群馬県史』資料編15など。(参考文献:『角川日本地名大辞典』10[群馬県]、『群馬県の地名』[日本歴史大系10]『上野国郡村誌』、『上野国郷帳集成』など)
利用上の留意点 「群馬県立文書館における特定歴史公文書等以外の文書の取扱いに関する要綱」第5条(利用の制限)及び「群馬県立文書館における特定歴史公文書等以外の文書の閲覧制限基準」第2(非閲覧文書の指定事項)により閲覧が制限されている文書は本目録から除外した。
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