資料区分 古文書
請求番号 P9902
文書群名 龍海院所蔵文書
伝存地 前橋市紅雲町
出所 前橋市 龍海院
旧支配 前橋藩領(酒井氏)
役職等 前橋藩主酒井氏菩提寺
歴史 龍海院(山号は大珠院、寺号は是字寺、曹洞宗、本尊は釈迦如来)は享禄3年(1530)、徳川家康の祖父松平清康が開基、創建。寺伝によれば、松平清康が「是」の字を手に握った夢から建てた。開山は夢解きをした模外惟俊。徳川家家老の酒井正親が守護を命じられ、以後、酒井氏の菩提寺となった。正親の子重忠の転封に伴い、川越、前橋と移転した。当初、岩神(前橋市岩神町)にあったが、その後、現在地に移る。酒井氏は姫路に転封となったが、龍海院は前橋にとどまった。境内に酒井家墓地がある。酒井氏は重忠以後、150年間前橋城を藩庁とした。前橋城は利根川の断崖を背にして東方に縄張りされた15万坪の規模で西に3層の天守閣があった。(『群馬新百科事典』より)
伝来 酒井氏菩提寺である龍海院に酒井家から伝わったと思われる。酒井氏廟所のつづらの中に保存されてきた。
数量 1
年代 天和1(1681)~宝永4年(1707)
構造と内容 酒井氏時代(5代藩主忠挙の代ヵ)の前橋城。櫓・城門・塀(長さ)・橋や藩士の屋敷割り(藩士名・坪数)、利根川・広瀬川・風呂川などが描かれている。一面に彩色が施され、「関東の華」と呼ばれた当時の姿を彷彿とさせる。
検索手段 龍海院所蔵文書目録、インターネット検索目録
関連資料 (参考文献:『角川日本地名大辞典』10[群馬県]、『群馬県の地名』[日本歴史大系10]『上野国郡村誌』、『上野国郷帳集成』など)
利用上の留意点 破損甚大のためマイクロ閲覧。
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