資料区分 |
古文書 |
請求番号 |
P0702 |
文書群名 |
遠藤昌孝家文書 |
伝存地 |
群馬県 |
出所 |
群馬県 遠藤昌孝家 |
地名 |
前橋市 |
旧支配 |
前橋藩/前橋県/第一次群馬県/熊谷県/第二次群馬県 |
役職等 |
前橋製糸所師婦、研業社(関根製糸所)教師兼工女取締など |
歴史 |
速水堅曹(藩営前橋製糸所開設者)の姉である梅は遠藤鐘平に嫁いだが、夫の死後、西塚清象と再婚し西塚姓を名乗った。梅は製糸技術を習得し、1870年(明治3)6月に前橋藩によって設立されたわが国最初の洋式器械製糸所である前橋製糸所(最初は前橋細ケ沢、後に岩神へ移転)で、師婦として工女の指導にあたった。また後に深沢雄象・桑島新平・速水堅曹らによって設立された研業社(関根製糸所)にも教師兼工女取締として関わり、近代製糸業の発展に大いに寄与した。 |
伝来 |
西塚梅の写真は、梅が最初、遠藤家に嫁いだことから伝存したと思われる。その他の伝馬帳、錦絵(外国人前橋城下誘引到着の図)は遠藤家に由来するものである。 |
数量 |
3 |
年代 |
慶応3年(1867)~明治21年(1888) |
構造と内容 |
速水堅曹の姉である西塚梅関係文書(写真)と遠藤家に伝来した錦絵など。 |
検索手段 |
遠藤昌孝家文書目録、インターネット検索目録 |
関連資料 |
速水堅曹(西塚梅の弟)関係文書:速水益男家文書(P8315)など。(参考文献:『角川日本地名大辞典』10[群馬県]、『群馬県の地名』[日本歴史大系10]『上野国郡村誌』、『上野国郷帳集成』など) |
利用上の留意点 |
特になし |