資料区分 古文書
請求番号 P0902
文書群名 深井正昭家文書
伝存地 高崎市・渋川市伊香保
出所 渋川市 深井正昭家
地名 西群馬郡高崎宮元町・竜見町/西群馬郡高崎町/高崎市
旧支配 高崎藩領(大河内氏)/高崎県/第一次群馬県/熊谷県/第二次群馬県
役職等 高崎藩士(文政2年には者頭など)。明治期、前橋郵便電信局勤務
歴史 高崎藩は、慶長3年井伊直政が箕輪から移城して立藩した(12万石)。以来、領主は約4年間城代として松平(諏訪)五郎が預かり、その後の領主の変遷は慶長9年酒井家次(5万石)、元和2年に松平(戸田)康長(5万石)、元和3年に松平信吉(5万石)、元和5年に安藤重信(5万石)が襲封し重長・重持と3代続いた後、元禄8年大河内輝貞(第1次、5万石)、宝永7年間部詮房(5万石)、享保2年越後村上より再び大河内輝貞(7.2万石)が入封し、以後第2次大河内家は明治維新まで続いた。▼深井家は大河内家の家臣として仕え、「由緒書」などの文書から正真・正武・正純・正可・正景・治兵衛(正親)・正恕らの名前が見え、者頭・小姓頭・使役・越後一の木戸領郡奉行などを歴任した。
伝来 平成21年寄託、平成23年に寄贈切替。
数量 831
年代 貞享2年(1685)~昭和55年(1980)
構造と内容 深井家は江戸時代、高崎藩大河内松平家に仕えた家。藩政に関わり作成された文文書は、①高崎藩大河内松平家家臣として藩政に関わり作製され伝存された文書群、②明治期以降の深井家の私的文書である。①の文書は、系図・由緒書や、任免状(者頭・御用人・小姓頭・持筒頭・一の木戸郡奉行)、差物の絵形などである。役儀などの叙任に関する書状が多い。深井正親の御用に関わる日記類などもある。②は書簡類・文書類・版本類である。
検索手段 深井正昭家文書目録、インターネット検索目録
関連資料 高崎藩政に関する文書:鈴木重義家文書(P09402)、高崎藩大河内家文書(PF812)、高崎藩間部家文書(PF824)、大河内家家臣堤家文書(PF8401)、川合家文書(PF8402)、反町家文書(PF8403)、高崎藩井伊家関係資料(PF8501)など(PFはマイクロ収集資料)。『新編高崎市史』資料編5など。(参考文献:『角川日本地名大辞典』10[群馬県]、『群馬県の地名』[日本歴史大系10]『上野国郡村誌』、『上野国郷帳集成』など)
利用上の留意点 「群馬県立文書館における特定歴史公文書等以外の文書の取扱いに関する要綱」第5条(利用の制限)及び「群馬県立文書館における特定歴史公文書等以外の文書の閲覧制限基準」第2(非閲覧文書の指定事項)により閲覧が制限されている文書は本目録から除外した。
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