資料区分 古文書
請求番号 P01005
文書群名 高野家旧蔵文書
伝存地 前橋市朝日町
出所 前橋市 高野家旧蔵
地名 前橋竪町/東群馬郡前橋町/前橋市
旧支配 第一次群馬県/熊谷県/第二次群馬県
役職等 前橋製糸精選社協同出金者など
伝来 本文書群は前橋市朝日町に所在した高野家に伝来したもの。高野家の整理の際、隣家であった石原家に譲渡された。平成22年(2010)6月17日に石原桂氏より群馬県立文書館へ寄贈された。
数量 41
年代 明治7年(1874)~大正2年(1913)
構造と内容 本文書群は大きく2つに分類できる。1つ目は高野家の経営に関わる文書である。「借用証書」や「預り書」などや高野家が出資者として関わったと思われる「前橋製糸精選社」の「共有書」(文書№15、明治12年(1879))である。▼前橋製糸精選社には高野三治郎ほか19名が「出金者」として書き上げられており、出資金の総計は460円であった。▼二つ目は教育関係の文書である。この内訳はまず「桃井尋常小学校」の「卒業証書」「修業証書」「褒状」「成績表」などである。次に「厩橋西高等小学校」の「修業証書」「褒状」「通知書」、そして「前橋中学校」の「褒状」「賞状」「卒業証書」である。▼これらは明治期から大正期にかけての小学校、中学校の教育の実態を知る上で貴重な史料である。その他に書(マクリ27点)が含まれる。▼文書中に「前橋堅町 高野~」「前橋立町 高野~」の記載が見られることから本文書群が作成された明治期から大正期にかけての高野家の所在地が「堅町」であったことが分かる。
検索手段 高野家旧蔵文書目録、インターネット検索目録
関連資料 (参考文献:『角川日本地名大辞典』10[群馬県]、『群馬県の地名』[日本歴史大系10]『上野国郡村誌』、『上野国郷帳集成』など)
利用上の留意点 特になし
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