資料区分 古文書
請求番号 P01201
文書群名 明治九年古氷村切絵図
伝存地 邑楽郡大泉町大字古氷
出所 邑楽郡大泉町 明治九年古氷村切絵図
地名 邑楽郡古氷村/邑楽郡大川村大字古氷/邑楽郡大泉町大字古氷
旧支配 館林藩領/幕府領/館林藩領/旗本領(植村氏)/館林県/栃木県/群馬県
歴史 大泉町大字古氷は、利根川中流左岸の北方、洪積台地上に位置し、西北部に七ヵ村用水路が流れている。地名の由来は明らかでないが、当地に古い郡衙があってその名残と思われる。▼字林には多くの古墳が現存している。近世では館林領、旗本領。明治4年に館林県。その後、一時、栃木県に編入されるが、明治9年に群馬県となった。
伝来 大泉町第15区に伝来した絵図。区長が持ち回りで保管してきた。▼当館へ寄贈された。
数量 1
年代 明治9年(1876)
構造と内容 本史料に記載のある小字名と枚数は次のとおりである。野向(3枚、以下同)、宮田(6)、前原(5)、新田(9)、北田(3)、川入(4)、林(8)、長良(8)、沖ノ前(2、内1枚は「沖ノ前」が「新田」に訂正)、深町(2)、小町田(1)。▼道、水路に色彩有。地番と地目がそれぞれ記入されている。地租改正後まもない頃の切絵図で当時の行政の一端を物語る史料であり地域の歴史を知る上で非常に貴重だと思われる。
検索手段 明治九年古氷村切絵図目録、インターネット検索目録
関連資料 (参考文献:『角川日本地名大辞典』10[群馬県]、『群馬県の地名』[日本歴史大系10]『上野国郡村誌』、『上野国郷帳集成』など)
利用上の留意点 裏表紙に破損があるので、閲覧の際には十分注意願いたい。
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