資料区分 古文書
請求番号 P01206
文書群名 高橋俊雄家文書
伝存地 渋川市白井(旧子持村)
出所 渋川市(旧子持村) 高橋俊雄家
地名 群馬郡白井村/第九大区第四小区/西群馬郡白井村大字白井/西群馬郡長尾村大字白井/北群馬郡長尾村大字白井/北群馬郡子持村大字白井/渋川市白井
旧支配 第一次群馬県/熊谷県/第二次群馬県
役職等 長尾尋常高等小学校教員
伝来 本文書群は高橋家に伝来し、平成24年に文書館に寄贈された。
数量 120
年代 明治7年(1874)~昭和8年(1933)
構造と内容 本文書群は高橋家に伝存した文書であり、その主なものは教育関係文書である。▼特に長尾尋常高等小学校の教員であった高橋音五郎の関わる文書が多く含まれていると思われる。高橋音五郎は「師範学校第一種講習生 高橋音五郎」と記載のあるノート(文書№76、明治38年(1905))から、師範学校に講習生として在籍していたことがわかる。▼長尾小関係としては「教授案」(文書№92、大正2年(1913))や、長尾小「双葉会」(親睦会カ)の「会計簿」(文書№49、大正15年(1926))、「教案簿」(文書№27、昭和2年(1927))などがある。▼このうち、大正2年の「教授案」は4月14日から3月24日まで歌唱・体操の授業記録、昭和2年の「教案簿」は4月8日から3月12日までの各時限の授業記録であり、当時の授業の実際を知る上で非常に重要な史料である。▼また、大正13年の「群馬県師範学校附属小学校、群馬郡第三区乙種学事会 連合教育研究会教授案」(文書№14)なども、教員の授業研究の様子を知る上で貴重である。▼教科書類は『師範学校編集 萬國史畧 二』(文書№79)、『小学読本 高等科之部一 巻一』(文書№86)、『児童用 尋常小学修身書 巻二』(№13)など明治期から大正期にかけて発行されたものがある。これらは高橋家で使用されたものと高橋音五郎関係のものが混在すると思われる。▼また、高橋家の3名の人物の明治11年(1878)から同18年(1885)にかけての卒業証書(白井小学校、西群馬第29小学校)も含まれる。そのほかに田部井鹿蔵(群馬郡教育会長)の「巻頭の辞」を掲載した『群馬教育』(文書№65、昭和3年(1928))など雑誌・刊本類、葉書などがある。
検索手段 高橋俊雄家文書目録、インターネット検索目録
関連資料 (参考文献:『角川日本地名大辞典』10[群馬県]、『群馬県の地名』[日本歴史大系10]『上野国郡村誌』、『上野国郷帳集成』など)
利用上の留意点 特になし
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