資料区分 |
古文書 |
請求番号 |
P1601 |
文書群名 |
上松徹氏収集文書 |
伝存地 |
兵庫県 |
出所 |
兵庫県 上松徹氏収集 |
地名 |
【№1関係】群馬郡滝新田村(近世~)/群馬郡上滝村の一部に編入(明治7年~)/群馬郡滝川村大字上滝(明治22年~)/群馬郡群南村大字上滝(昭和31年~)/高崎市上滝町(昭和40年~現在)▼【№2関係】吾妻郡原岩本村(延宝3年~)/吾妻郡伊参(いさま)村大字原岩本(明治22年~)/吾妻郡伊参村大字岩本(大正6年~)/吾妻郡中之条町大字岩本(昭和30年~現在) |
旧支配 |
【№1関係】近世初め高崎藩領/明治4年(1871)前橋県、同年第一次群馬県/明治6年熊谷県/ 明治9年第二次群馬県▼【№2関係】延宝3年(1675)幕府領/文化8年(1811)幕府領と旗本大久保氏領の相給/文政7年(1824)御三卿清水家領と旗本大久保氏領の相給/安政2年(1855)幕府領と旗本大久保氏領の相給/明治元年(1868)岩鼻県/同4年第一次群馬県/明治6年熊谷県/明治9年第二次群馬県 |
役職等 |
群馬郡滝新田村名主(№1関係)、吾妻郡原岩本村名主(№2関係)など |
数量 |
3 |
年代 |
18世紀初頭から半ば頃 ~ 天明3年(1783) ~ 嘉永6年(1853) |
構造と内容 |
本文書群は、近世文書3点からなる。▼▼№1「卯年瀧新田村御年貢可納割付之事」(天明3年)は、浅間山大噴火直後の天明3年(1783)11月の群馬郡瀧新田村(現在の高崎市上滝町の一部)年貢割付状である。▼同村が、村高213石5斗、田16町3反7畝9歩、畑4町4反7畝10歩であったことや当年の年貢減免(浅間山焼砂降につき田見分引き、同畑5分引き)などが記されている。▼▼№2「上意」(嘉永6年)は、地頭(旗本大久保氏)役所から知行所吾妻郡原岩本村の神保均左衛門に宛てた書状である。▼均左衛門は、持病により名主役を退いていたが全快したので、褒美として目付役を申し渡し、帯刀・割羽織の着用を許すので村方限り博徒等の取り調べに励むように、などと記されている。▼▼№3「上州厩橋城図」(近世)は、黒(門、塀、橋など)と薄茶色(川、堀、渕など)の2色刷り絵図である。▼西に「戸根川(利根川)」、北西から東にかけて「廣瀬」川、本丸、車橋、追手、山内、求道院、「とらがふち(虎ヶ渕)」、東西南北、などの表記がある。▼城の年代については、城全体の形状や虎ヶ渕の状況(水堀から空堀への移行期)などから18世紀初頭から半ば頃にかけての前橋城絵図と考えられる。▼北東部分には、「江戸より厩橋迄廿六里半」や江戸日本橋から厩橋までの途中各宿間の距離が記されている。 |
検索手段 |
上松徹氏収集文書目録、インターネット検索目録 |
関連資料 |
No.2に関連する文書群として中之条町岩本「神保忠史家文書」(請求番号P01209) |
利用上の留意点 |
特になし。 |