資料区分 |
マイクロ |
請求番号 |
PF0002 |
文書群名 |
前橋市五代町 船戸菅男家文書 |
伝存地 |
前橋市五代町 |
出所 |
前橋市 船戸菅男家 |
地名 |
勢多郡五代村/南勢多郡芳賀村五代(明治22年~)/前橋市五代町(昭和29年~) |
旧支配 |
前橋藩酒井領(慶長6年~)/前橋藩松平領(寛延2年~)/前橋県・群馬県(明治4年~)/熊谷県(明治6年~)/群馬県(明治9年~) |
歴史 |
赤城山南麓に位置する。村高は、「寛文郷帳」で341石余、「元禄郷帳」は同高。「天保郷帳」では466石余。船戸菅男氏によると祖先はかつて日高姓を名乗り、その5代目の子孫がこの地に土着した後、片貝姓を名乗り代々五右衛門を襲名したとのことである。船戸家の系図は現存していないが、菅男(現当主)-亀次郎-菅司(明治期教員)-民司〈多美司〉(幕末~明治)-民右衛門〈敬兵衛カ〉-五右衛門とさかのぼることができるそうである。本文書中に船戸氏の役職等を直接記している史料は無いが、No.56とNo.58には五料関所から船戸多美司へ宛てた書状があり、何らかの関係があったと考えられる。 |
伝来 |
平成12年5月船戸菅男家より古文書を借用する。文書館にて撮影を行い、マイクロフィルムに複製する。 |
数量 |
93 |
年代 |
宝永3年(1706)~明治31年(1898) |
構造と内容 |
本文書の内容は、五料関所関係の文書、年貢割付などの五代村に関する文書、近代文書などである。関所関連の文書では関所手形が多いが、No.3、No.5、No.6のように船の使用に関する文書も見られる。また、No.29やNo.35では利根川への簗の設置についての記載がある。No.36「乍恐口上書ヲ以申上候事」は、五代村の隣村鳥取村の疫神送りをめぐる一件が記述されており、当時の村の人々の境や祭祀に対する意識を伝えている。 |
検索手段 |
前橋市五代町船戸菅男家文書目録、インターネット検索目録 |
関連資料 |
船戸菅男家文書(P0408)、五代町自治会文書(H0-93-1近世)など。(参考文献:『角川日本地名大辞典』10[群馬県]、『群馬県の地名』[日本歴史大系10]『上野国郡村誌』、『上野国郷帳集成』など) |
利用上の留意点 |
本マイクロ資料は、船戸菅男家文書のうち、同家保管部分(五料関所関係)に該当する。「群馬県立文書館における特定歴史公文書等以外の文書の取扱いに関する要綱」第5条(利用の制限)及び「群馬県立文書館における特定歴史公文書等以外の文書の閲覧制限基準」第2(非閲覧文書の指定事項)により閲覧が制限されている文書は本目録から除外した。 |