資料区分 |
マイクロ |
請求番号 |
PF0003 |
文書群名 |
渋川市南牧田中博家文書 |
伝存地 |
渋川市南牧 |
出所 |
渋川市 田中博家 |
地名 |
渋川市南牧 |
旧支配 |
安中藩/高崎藩(一時前橋藩松平氏) |
役職等 |
杢ケ橋関所番 |
歴史 |
杢ケ橋関所は、三国街道金井宿の北側の吾妻川の渡河地点である南牧村に設置され、川固めの関所としての性格を持っていた。創設当初、安中藩井伊直勝が碓氷関所とあわせて警固を命じられたことから、はじめ安中藩が管理していたと思われるが、天和元年(1681)2月、安中藩主堀田正俊が下総国古河へ転封した際に高崎藩へ移管された。田中・長谷川・砥柄の3家が世襲で関所番をつとめた。田中家は、渋川市南牧に所在する杢ケ橋関所の定番役宅であった場所をそのまま住居として使用し、今日に至っている。この建物は「杢ケ橋関所跡附関係資料」として昭和26年(1951)に県指定史跡に指定されている。 |
数量 |
78 |
年代 |
元禄9年(1696)~明治42年(1909) |
構造と内容 |
田中家は、杢ケ橋関所の関所番を勤めた家の1つであり、杢ケ橋関所関係資料がまとまって残されている。具体的には、関所手形を含む関所の通行関係資料、関所の見取り図、絵図、近隣の村からの願書など杢ケ橋関所の実態と関所の果たした役割を知る上で貴重な資料が含まれている。 |
検索手段 |
渋川市南牧田中博家文書目録、インターネット検索目録 |
関連資料 |
(参考文献:『角川日本地名大辞典』10[群馬県]、『群馬県の地名』[日本歴史大系10]『上野国郡村誌』、『上野国郷帳集成』など) |
利用上の留意点 |
本マイクロ資料は、船戸菅男家文書のうち、同家保管部分(五料関所関係)に該当する。「群馬県立文書館における特定歴史公文書等以外の文書の取扱いに関する要綱」第5条(利用の制限)及び「群馬県立文書館における特定歴史公文書等以外の文書の閲覧制限基準」第2(非閲覧文書の指定事項)により閲覧が制限されている文書は本目録から除外した。 |