資料区分 マイクロ
請求番号 PF0201
文書群名 利根郡片品村星野市次家文書
伝存地 利根郡片品村土出
出所 利根郡片品村 星野市次家
地名 利根郡土出村/利根郡片品村土出(明治22年~)
旧支配 沼田藩真田領/幕府領代官支配(天和元年)/旗本領(天保14年)
役職等 戸倉関所番所役人
歴史 江戸時代、沼田城下から会津郡檜枝岐村(現福島県檜枝岐村)に通じる会津街道戸倉関所の番所役人を松浦氏とともに代々勤めた星野家に伝わる文書である。同関所は、慶長5年(1600)関ヶ原の戦いに際して、会津の上杉景勝の関東進出を阻止するために創設されたとされる。本文書中の№11-1「口上書覚」には、慶長年間に戸倉関所番に召出されて以来代々星野氏が関所番を勤めるとある。
伝来 平成14年8月星野市次家より古文書を借用する。文書館にて撮影し、マイクロフィルムに複製する。
数量 31
年代 貞享元年(1684)~元治元年(1864)
構造と内容 本文書の中心は、戸倉関所関係文書である。関所の通行改め方規定(№4、7、10)や関所を通行する際に照合用として使われる印影(№16~29)などがある。また、村域の御留山・鷹巣山と百姓稼山での杣日雇の作業に関連した文書(№2、9)や鉛鉱山の諸雑費や職人手間代の出金に関わる文書(№3)、関所番の諸役負担に関わる文書(№6、11-2)がある。他に、沼田城主に関わる記録を記した№15の「沼田城代記」や歴代の支配代官を記した「御支配御代官様覚書」などがある。
検索手段 利根郡片品村星野市次家文書目録、インターネット検索目録
関連資料 戸倉関所関係文書:松浦新一郎家文書(FP0202)、「沼田城代記」(№15)関連史料:後閑縫之助家文書(請求番号74-9-1)「上州利根郡沼田城代記」(№85)など。(参考文献:『角川日本地名大辞典』10[群馬県]、『群馬県の地名』[日本歴史大系10]『上野国郡村誌』、『上野国郷帳集成』など)
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