資料区分 |
マイクロ |
請求番号 |
PF0402 |
文書群名 |
埼玉県羽生市立郷土資料館文書 |
伝存地 |
埼玉県羽生市 |
出所 |
埼玉県羽生市 羽生市立資料館 |
地名 |
騎西郡上新郷村/北埼玉郡上新郷村(明治12年~)/北埼玉郡新郷村上新郷(明治22年~)/羽生市上新郷(昭和29年~) |
旧支配 |
忍藩領 |
役職等 |
新郷川俣関所(忍藩管理)の関守 |
歴史 |
新郷川俣関所は上新郷村字別所の利根川堤防に設置され、日光脇往還の利根川渡船通行の取締りにあたる。対岸の上野国邑楽郡川俣村(現明和町)への渡船場であったため、川俣関所・別所関とも称した。関所には木戸2門・本番所・見張番所が設けられ、対岸の川俣村にも簡易な番所が設置されていた。上新郷岸は「新川岸」と称し、関所取締・渡船に関する優越権をもっていた。関所では慶長5年(1600)以降関守となり土着した石川・橋本・大藤・佐藤の四家が取締りにあたり、寛永16年(1639)阿部忠秋入封に伴い預番士として家臣となった。石川家は江戸時代新郷川俣関所の関守(忍藩)を務めた四家の中の1つである。 |
伝来 |
本文書群は、羽生市石川行夫家より羽生市立郷土資料館に寄贈された文書23点である。本文書群中にも川俣関所関連史料が何点か確認できるが、石川家の関所関連史料の多くは石川行夫家文書として同家で保管されている。当館では、史料を平成16年12月に同資料館より借用し、文書館にて撮影、マイクロ複製を行った。 |
数量 |
23 |
年代 |
江戸時代後半 |
構造と内容 |
新郷川俣関所関連と書道関連の史料に大別できる。内容的には通行手形や習字の手習関係のものが中心である。 |
検索手段 |
埼玉県羽生市立郷土資料館文書(石川利安氏寄贈文書)目録、インターネット検索目録 |
関連資料 |
川俣関所関連文書:羽生市石川行夫家文書(FP0401)、邑楽郡明和町塩谷正久家文書(FP0208)など。(参考文献:『角川日本地名大辞典』10[群馬県]、『群馬県の地名』[日本歴史大系10]『上野国郡村誌』、『上野国郷帳集成』など) |
利用上の留意点 |
破損、断簡等が多く、一括にまとめて扱っているものがある。「群馬県立文書館における特定歴史公文書等以外の文書の取扱いに関する要綱」第5条(利用の制限)及び「群馬県立文書館における特定歴史公文書等以外の文書の閲覧制限基準」第2(非閲覧文書の指定事項)により閲覧が制限されている文書は本目録から除外した。 |