資料区分 マイクロ
請求番号 PF823
文書群名 蚕業試験場資料
伝存地
出所 前橋市
地名 前橋市
歴史 明治44年(1911)農商務省より、原蚕種製造所前橋支所建築工事請負契約の一切が群馬県へ委任された。途中、設計変更や竣工期日延期などもあったが、翌45年に竣工した。国立原蚕種製造所は、繭質の統一を目的として開設された施設である。本所(東京府)のほか、前橋支所(岩神町)、綾部支所(京都府)、福島支所(福島県)などが設置されました。前橋支所はその後蚕業試験場、同養蚕部などと改称され、昭和55年(1980)に農林水産省蚕糸試験場に統合された。同56年現在地(敷島町)に移築、前橋市蚕糸記念館として活用され県の重要文化財に指定されている。
数量 10
構造と内容 本資料は、大正2年(1913)3月群馬県農事試験場内の原蚕部を分離、設立された農商務省原蚕種製造所の前橋支所に関するもので、明治末年から大正期にかけての前橋支所庁舎、実験室その他建物の新営工事の際の仕様書、材料等の仕訳書、工事日誌等である。複写資料をさらにマイクロ撮影したもので、本県蚕糸業に関する第一次資料とはいえないが、蚕業試験場の沿革の一端を示すものである。
検索手段 蚕業試験場資料目録、インターネット検索目録
関連資料 (参考文献:『角川日本地名大辞典』10[群馬県]、『群馬県の地名』[日本歴史大系10]『上野国郡村誌』、『上野国郷帳集成』など)
利用上の留意点 「群馬県立文書館における特定歴史公文書等以外の文書の取扱いに関する要綱」第5条(利用の制限)及び「群馬県立文書館における特定歴史公文書等以外の文書の閲覧制限基準」第2(非閲覧文書の指定事項)により閲覧が制限されている文書は本目録から除外した。
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