資料区分 |
マイクロ |
請求番号 |
PF9703 |
文書群名 |
杉家寄贈資料(楫取素彦関係資料) |
伝存地 |
山口県萩市 |
出所 |
山口県萩市 萩市郷土博物館(大阪府豊中市・杉丙三氏寄贈資料) |
地名 |
山口県萩市・防府市ほか |
旧支配 |
長州藩 |
役職等 |
楫取素彦(文政12年~大正元年):初代群馬県令・元老院議官・貴族院議員等を歴任。杉民治(文政11年~明治43年):長州藩士。吉田松陰の実兄、楫取素彦の妻寿子の実兄。杉家6代目。杉相次郎(安政4年~昭和14年):中村牛荘の孫、杉家7代目。杉丙三:杉民治の曾孫、杉家9代目当主 |
歴史 |
楫取素彦は、長州藩出身。藩医松島瑞幡(誠成)の次男。天保11年、12才で藩儒小田村家へ養子(幼名は伊之助、素太郎ほか)。藩校明倫館に学び、また吉田松陰と深く交わり、松下村塾にも関わる。萩の明倫館助教から幕末には藩使として広島・小倉等を訪問。慶応3年楫取素彦と改名。維新後、新政府より参与・徴士に任じられ、制度寮事務掛となるが、一時帰郷して後、明治5年足柄県参事から明治7年7月熊谷県権令、後、熊谷・群馬県令となり、明治17年3月まで10年間在任。さらに元老院議官・貴族院議員・宮中顧問官等を歴任し、明治20年男爵。大正元年山口県佐波郡三田尻(防府市)の自邸で死去(84才)。なお、素彦の妻寿子(天保9〈1838〉年~明治14〈1881〉年)は寿または久子といい、長州藩士杉百合之助の次女。吉田松陰(百合之助の次男)の妹。 |
伝来 |
大阪府豊中市在住の杉丙三氏から地元の萩市郷土博物館へ寄贈された資料6,177点(表装・器物類562点、文書類5,615点)の内。 |
数量 |
296 |
年代 |
幕末から明治期 |
構造と内容 |
本資料は、主に東京市赤坂区新坂町在住の楫取素彦から妻の実家である山口県萩の杉民治及び杉相次郎あての書簡が大部分を占めるが、ほかに小田村伊之助(楫取の旧姓)から吉田松陰あてのものなども含まれる。ただし、群馬県に関係するものは少ない。 |
検索手段 |
杉家寄贈資料(楫取素彦)目録、インターネット検索目録 |
関連資料 |
『楫取家文書』第一・第二など。(参考文献:『角川日本地名大辞典』10[群馬県]、『群馬県の地名』[日本歴史大系10]『上野国郡村誌』、『上野国郷帳集成』など) |