資料区分 古文書
請求番号 P01704
文書群名 奥山説子家文書
伝存地 前橋市岩神町
出所 前橋市岩神町  奥山説子家
地名 勢多郡岩神村/明治11(1878)年南勢多郡岩神村/明治22年前橋町大字岩神/明治43年前橋市岩神町
旧支配 前橋藩領
役職等 松平大和守家家臣(前橋藩・川越藩ほか)、幕末の文久~慶応期に川越から前橋へ移住
歴史 松平大和守家の転封歴:姫路(~1682)⇒日田(~1686)⇒山形(~1692)⇒白川(白河、~1741)⇒姫路(~1749)⇒前橋(~1767)⇒川越(~1863)⇒前橋(~1871)。文書番号№1〔白河藩御家騒動記録〕から、奥山家は松平大和守家が白河藩主であった時期以降に臣従したものと考えられる。
伝来 前橋市岩神町 奥山家より2017年6月、当館へ寄贈申込をいただいた。
数量 64
年代 元禄5年(1692)~明治39年(1906)3月7日
構造と内容 全64点中63点は、江戸後期~明治期の筆写本46点(うち太平記14点・柳糸物語4点)、明治期の小学校教科書類17点である。▼残る1点は、〔白河藩御家騒動記録〕である。天和元年(1681)、宇都宮より奥平松平家の松平忠弘が白河へ入部、その後家老の奥平金弥と黒屋数馬が対立し御家騒動に発展した。▼藩主忠弘は、これを治めきれず、元禄5年(1692)藩主閉門の上、出羽国山形へ転封となった。この一連の騒動について記されている。他の版本等の筆写の可能性もある。
検索手段 奥山説子家文書目録、インターネット検索目録
関連資料 当館収蔵マイクロフィルム収集文書「前橋藩松平家記録」(PF811)、前橋関係の翻刻『前橋藩松平家記録』全40巻(前橋市立図書館)。▼『結城松平家と家臣団』稲葉朝成著(2015年)。『前橋藩御用留』(しみの会)。▼(参考文献:『角川日本地名大辞典』10[群馬県]、『群馬県の地名』[日本歴史大系10]『上野国郡村誌』、『上野国郷帳集成』など)
利用上の留意点 虫損・破損・鼠損などの文書は、取扱に注意してください。
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