資料区分 |
マイクロ |
請求番号 |
PF9902 |
文書群名 |
碓氷郡松井田町 武井義明家文書 |
伝存地 |
碓氷郡松井田町(現安中市) |
出所 |
安中市松井田町 武井義明家 |
地名 |
碓氷郡横川村/碓氷郡臼井村(明治22年、横川・五料の2ヶ村合併)大字横川/碓氷郡臼井町大字横川(明治23年)/碓氷郡松井田町大字横川/安中市松井田町(平成18年) |
旧支配 |
安中藩領/安中県(明治4年)/第一次群馬県(明治4年)/熊谷県(明治6年)/第二次群馬県(明治9年) |
歴史 |
横川村は、碓氷川左岸代地に集落が形成された。▼幕府は、元和9年に中山道の通る当村内に碓氷関所を設置した。碓氷関所は東西に関門があり、幕府所轄の西門は天下の門と呼ばれ、東門は安中藩が所轄した。村高は「寛文郷帳」「天保郷帳」「旧高旧領帳」いずれも249石余。助郷は坂本宿への定助郷。幕末の改革組合村高帳では、松井田宿寄場組合に属し、高231石余、家数76。▼中山道の碓氷関所の東側に建てられた茶屋本陣(安中市松井田町横川)は矢の沢(屋号)と呼ばれ、代々武井家が務めた。主屋は昭和33年(1958)に群馬県指定史跡に指定された。▼また横川村の名主・組頭などの村役人や、江戸時代末期には坂本宿の助郷惣代を務めた。 |
伝来 |
平成11年(1999)9月、武井義明家より古文書を借用し、文書館にてマイクロフィルム撮影後、複製本を作成する。 |
数量 |
470(複製本74冊) |
年代 |
寛文4年(1664)~明治24年(1891) |
構造と内容 |
文書は、武井家に伝存した江戸時代から明治期に至る、横川村(一部に原村に関係する文書あり)の村政および碓氷関所に関する文書が中心です。▼天保年間以降の上州安中領横川村・原村五人組改帳(№9,15、23,28,40、69、80、102,104)、御掟書御請書上帳(№113,132、146、147、171、192、420、421)や、諸願書控などには、不縁届・女関所通証文・酒造願い、酒造減石請書・盗難届・送り一札・村高家数書上・鉄炮改・不斗出届・関所通行願・田方流毛届ほか名主扱い文書などの横川村の村政に関する文書が多い。▼関所関係では、御関所御役控帳(№75-2、280、282、283、301)など。▼史料撮影時に、虫損甚大のため撮影が出来ない文書(虫損不開)があります。 |
検索手段 |
武井義明家文書目録、インターネット検索目録 |
関連資料 |
伝存地が旧碓氷郡の関連史料は以下の通りです。▼
当館収蔵文書では、松井田町五料(現安中市、以下同)の中島徳造家文書(P8909)、松井田町土塩の山田右二家文書(P8424)。▼同じく当館収蔵マイクロ複製資料では、松井田町横川村の後閑周之介家文書(PF9901)、松井田町五料の中島公男家文書(PF0501)。▼群馬県史収集複製資料所収では、後閑周之介家文書(H54-3-2近世)、武井直二家文書(H54-3-3近世)、松井田町原村(現安中市)の佐藤久家文書(H54-5-1近世)です(『群馬県史収集複製資料目録』第2集)。 |
利用上の留意点 |
当初の撮影時に借り出せなかった史料11点(№15、41、52、70、77、78、124、130、143、153、206)は、後日撮影し、製本№74に掲載 |