資料区分 古文書
請求番号 P9404
文書群名 齋藤羊太郎家文書
伝存地 前橋市池端町
出所 前橋市 齋藤羊太郎家
地名 上野国群馬郡池端村(近世)/西群馬郡池端村(明治11年)/西群馬郡清里村の大字名(明治22年から昭和30年、明治29年から群馬郡)/前橋市池端町(~現在)
旧支配 高崎藩領(天正18年)/幕府領(元禄11年)/のち旗本大久保3氏・内藤氏・牟礼氏・川勝氏・杉山氏の7給となる。/岩鼻県(明治元年)/群馬県(同4年)/熊谷県(同6年)/群馬県(同9年)
役職等 江戸時代は組頭を務める。
歴史 前橋市池端町は榛名山の南東麓に位置しており、緩やかな傾斜地である。▼村高は「寛文郷帳」で350石余、うち田方162石・畑方187石余。その後幕末期まで村高はさほど増減していない。畑は桑畑が主であり、養蚕が盛んである。
伝来 齋藤家に伝わった文書が、平成6年度(1994年)に寄託された。
数量 296
年代 宝暦2(1752)年~大正12(1923)年
構造と内容 約300点のうち江戸期の物が46点、明治期が204点、大正期が3点、年代不詳が46点である。▼ その大半が齋藤家の私的な文書であり、中でも江戸期の質地証文・明治期の売渡し証文(地所・畑地・山林・雑木・屋敷等)の比重が大きい。▼他には冠婚葬祭時の出納簿(不幸諸入用覚・追善記帳・婚礼諸入用等)や、家や蔵の普請にまつわる入用控、そして金子証文や雇い人請状等の金銭に関する物が目に付く。▼なお、No.154の文書は幕末期の攘夷派の考えが熱く語られているものの写しであり、当時の緊迫した世相がよく伝わる史料である。
検索手段 齋藤羊太郎家文書目録、インターネット検索目録
関連資料 齋藤羊太郎家文書には群馬県複製資料(H0-137-2近世)もあり、こちらには国絵図・村絵図がある。▼また、同じ池端町に伝来する古文書(県史収集複製資料)として、小曽根芳彦家文書(H0-137-1近世)がある。▼ (参考文献:『角川日本地名大辞典』10[群馬県]、『群馬県の地名』[日本歴史大系10]『上野国郡村誌』、『上野国郷帳集成』など)
利用上の留意点 「群馬県立文書館における特定歴史公文書等以外の文書の取扱いに関する要綱」第5条および「群馬県立文書館における特定歴史公文書等以外の文書の閲覧制限基準」により閲覧が制限されている文書は本目録から除外した。
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