資料区分 古文書
請求番号 P0205
文書群名 大類雅敏家文書
伝存地 高崎市井野町
出所 群馬県高崎市 大類雅敏家
地名 群馬郡井野村/高崎市井野町
旧支配 高崎藩領/岩鼻県/第一次群馬県/熊谷県/第二次群馬県
歴史 大類家では寄託者の父の代に古書店から始めた書店を経営していたという。その関係で版本類・俳句集などが集まったようである。
伝来 平成14年(2002)当館へ寄託された。
数量 189
年代 元禄11(1698)年~昭和16(1941)年
構造と内容 古文書に類するものが4点あるが(№74~77)、いずれも大類家との関わりを示すものではなさそうである。多くを占めるのは江戸時代から明治時代に至る版本類で、№1~57、59~66、№68~73、164・165の73点ある。その内容は多岐にわたる。「校訂 本朝文粋」が5冊、「征韓偉略」が5冊などがある。▼歌舞伎関係の資料が29点とまとまっており(№58、78~104)、そのうち28点は「歌舞伎新報」である。発行年が明治14~17年のものがほとんどである。▼地元高崎を中心とする句集が多く残されているのも特色であり、68点ある(№67、105~163、166~171)。魁園春香撰のものが15冊、高崎大正吟社の名前がある文書が8冊ある。「大正吟社」は矢島孫三郎(天来庵天来)が創立し、1918(大正7)年玉壺園生沢孚秀(ぎょっこえんうぶさわふしゅう)が主幹を引き継いだ俳句結社である。なお生沢は高崎町長を経て、第二代高崎市長を務めた。▼「上毛及び上毛人」が15点あり、大正12年~昭和16年まで断続的に残されている。
検索手段 大類雅敏家文書目録、インターネット検索目録
利用上の留意点 特になし。
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