資料区分 県史複製
請求番号 H11-7-1近世
文書群名 根井弥太郎家文書
伝存地 北橘村箱田(現渋川市)
出所 渋川市北橘町箱田・根井家
地名 上野国勢多郡箱田村/前橋県、群馬県勢多郡箱田村(明治4年)/熊谷県勢多郡箱田村(明治6年)/群馬県勢多郡箱田村(明治9年)/南勢多郡箱田村(明治11年)/南勢多郡北橘村大字箱田(明治22年)/勢多郡北橘村大字箱田(明治29年)/渋川市北橘町箱田(平成18年・2006年)
旧支配 前橋藩領/明治4年(1871)前橋県・第一次群馬県/明治6年熊谷県/明治9年第二次群馬県
役職等 勢多郡中箱田村名主、幕末に郷兵頭取・直支配地廻帯刀や大惣代役、第三大区区長、木曽三社神社社掌・井出神社神官、神道修成派の訓導・中講義、北橘村書記・助役
歴史 根井氏は木曽義仲四天王のひとり根井行親(ゆきちか)を祖としている。義仲没落後に遺児を擁護して上野国へ移住したとされている(P9409の№419など)。▼幕末期に前橋藩医沼田一齋の仲介を経て根井家は木曽家に出入りできることになったようで(P9409の№122-18)、当主を「御館様」と呼んでいる。▼また会津藩医佐瀬敬斎の下で医学を学び、安政元年(1854)には箱田村で開業していたようであり(P9409の№317)、資料のなかに医学書が確認できる。
伝来 渋川市北橘町箱田・根井家
数量 28
年代 元禄2年(1689)~明治3年(1870)8月
構造と内容 上野国勢多郡箱田村水帳 五冊之内壱冊(元禄2年)、上野国勢多郡中箱田村・箱田村銘細帳(寛延2年)、異国船渡来ニ付御触書写(嘉永3年)などがある。
検索手段 『群馬県史収集複製資料』第1集、インターネット検索目録
関連資料 当館所蔵の同家の原本として「根井幸江家文書」(P9409)、複製資料として「根井弥太郎家文書」(H11-7-1近現)がある。ほかに「木曽義久家文書」(P1009)など。(参考文献:『角川日本地名大辞典』10[群馬県]、『群馬県の地名』[日本歴史大系10]『上野国郡村誌』、『上野国郷帳集成』など)
利用上の留意点 本資料は撮影による収集資料であり、閲覧は焼付製本による。
先頭に戻ります。