資料区分 県史複製
請求番号 H19-3-1近世
文書群名 関口初男家文書
伝存地 勢多郡東村(現みどり市)
出所 みどり市東町小夜戸・関口初男家
地名 上野国勢多郡小夜戸村/岩鼻県勢多郡小夜戸村(明治元年)、群馬県勢多郡小夜戸村(明治4年)/熊谷県勢多郡小夜戸村(明治6年)/群馬県勢多郡小夜戸村(明治9年)/南勢多郡小夜戸村(明治11年)/南勢多郡東村大字小夜戸(明治22年)/勢多郡東村大字小夜戸(明治29年)/みどり市東町小夜戸(平成18年・2006年~現在)
旧支配 初め幕府領/寛文元年(1661)館林藩領/のち再び幕府領/明治元年(1868)岩鼻県/明治4年(1871)第一次群馬県/明治6年熊谷県/明治9年第二次群馬県
歴史 村高は、「寛文郷帳」で畑方201石余、「元禄郷帳」・「天保郷帳」・「旧高旧領」ともに332石余。天保3年(1832)の年貢割付状(黒川家文書)では、本年貢永74貫608文、他に山銭永80文、絹売り出し永8貫750文、漆売り出し永6貫163文、炭竈3口役永6文5分(此の炭18俵)・水車運上永100文、鉄炮役永150文・御蔵米入用永830文、御伝馬宿入用米1斗9升9合、六尺給米6斗6升4合、合わせて永90貫848文、米7斗8升3合。鎮守は、豊郷神社(八幡様)があり、誉田別命を祀っている。江戸を初め、上野国内各地で活躍した花輪在住の彫物師の作品が残る稲荷神社(みどり市文化財)など小規模な社が数か所残ある。寺院は、曹洞宗長寿寺があり、元和年間(1615~1624)の創建と伝わる。平地が少ない上、日照にも恵まれないため、総反別71町9反余のうち、田は1町5反余にすぎず、山畑は13町4反と多い。このため、穀物生産以外の仕事に携わる者が多かった。幕末の改革組合村高帳には、水沼村寄場組合に属し、高332石余、家数108。
伝来 みどり市東町小夜戸・関口初男家
数量 16
年代 寛文7年(1667)閏2月~慶応4年(1868)8月
構造と内容 上野国勢田郡小夜戸村御水帳写(寛文6年)、乍恐以書付奉申上候(秣場入会山争論始末、文化4年)、差入申議定証文之事(郷蔵補理に付、天保2年)などがある。
検索手段 『群馬県史収集複製資料』第1集、インターネット検索目録
関連資料 参考文献:『角川日本地名大辞典10群馬県』、『群馬県姓氏家系大辞典』など
利用上の留意点 本資料は撮影による収集資料であり、閲覧は焼付製本による。
先頭に戻ります。