資料区分 |
県史複製 |
請求番号 |
H23-14-1近世 |
文書群名 |
横山雄二郎家文書 |
伝存地 |
群馬町(現高崎市) |
出所 |
群馬郡群馬町(現・高崎市) 横山雄二郎家 |
地名 |
群馬郡中泉村(近世)/群馬郡中泉村(明治4年~)/西群馬郡中泉村(明治11年~)/西群馬郡堤ケ岡村中泉(明治22年~)/群馬郡堤ケ岡村中泉(明治29年~)/群馬郡群馬町中泉(昭和30年~)/高崎市中泉町(平成18年~) |
旧支配 |
高崎藩領(井伊氏→酒井氏→戸田松平氏→藤井松平氏→安藤氏→大河内松平氏→間部氏→大河内松平氏)/前橋県(明治4年)/第一次群馬県(明治4年~)/熊谷県(明治6年~)/第二次群馬県(明治9年~) |
歴史 |
中泉に、雄二郎家を本家とする横山氏がある。同家は代々治郎八を襲名。宝暦12年の群馬郡渋川村ほか糸繭承認仲間議定に治郎八も参加した(石坂七次郎家文書)。天保13年以降、治郎八は友七と年番で中泉新田村の名主を務めた。明治維新後も治郎八は戸長となり、また養子の佐平太とともに桑苗の改良に努めた。 |
伝来 |
横山家に伝来。 |
数量 |
42 |
年代 |
明和7年(1770)~文久3年(1863) |
構造と内容 |
中泉村(中泉新田村とも)の名主を務めた横山家に伝わる文書群。▼土地や年貢、村政・支配に関する文書を中心に構成されている。「乍恐以書附奉願上候(大砲吹立用石炭請負願)」(2/183)がある。「乍恐以書付奉願上候(所持地除地開発願)」(1/271・2/187)や「御薮地開発永銭取立帳*抄」(2/82)といった開発に関係する文書、「永引改覚帳」(2/57)・「当不作田御見分御案内帳」(1/86)・「子年新竹生方御改帳」(2/64)・「中泉新田村御除地御用木調帳」(1/103)のような年貢が免除されたと考えられる土地に関する文書が見受けられ、両者の関連も考えられる。金の貸借に関する文書(1/344・1/349・1/289)や頼母子関係(1/70・1/78)など、金融に関連する文書も比較的多めである。「乍恐以書付御届ケ奉申上候(農間渡世人書上)」(1/258)や「儀定之事(綿打職人仲間規定)」(1/348)の他、養蚕(2/164)や菓子屋(1/240)といった諸産業に関する文書も含まれている。その他交通(1/359・1/44)や水利(1/312)関連、「東照宮御相殿御宮御修覆・御再建軒別帳」(1/46)、奉公人請状(2/165)や離縁状(2/153)など。 |
検索手段 |
『群馬県史収集複製資料』第1集、インターネット検索目録 |
関連資料 |
同家伝来の当館収蔵資料は、P8203「横山雄二郎家文書」。▼「儀定之事(綿打職人仲間規定)」(1/348、県史188)、「乍恐以書附奉願上候(大砲吹立用石炭請負願)」(1/283、県史191)は『群馬県史』「資料編10 近世2 西毛地域2」に所収。▼参考文献:『群馬県史』(特に「資料編10 近世2 西毛地域2」)、『群馬町誌』、『角川日本地名大辞典10』[群馬県]、『群馬県の地名』[日本歴史大系10]、『群馬県姓氏家系大辞典』など |
利用上の留意点 |
本資料は撮影による収集資料であり、閲覧は焼付製本による。 |